妖しい店で妖しい担々麺を食うというのがわしの楽しみの一つなんで、この店
も前から相当妖しいとにらんで前からブックマークしていたけど、なかなか食
べに行く機会がなかったのだ。
十三はやっぱり「七芸」で映画とセットが行きやすい。
と言うことである日、阪急十三駅へ、改札でたらトンネルをくぐって、東側に
渡る。商店街に入ってから最初の辻を北に曲がる。しばらく行くと、やっぱり
妖しい。まるで中国風の厚いビニールの扉が。今は雰囲気作りにわざとこんな
風にするとこも多くなったみたいやけど、見た目のインパクトは強い。
中を透かして見ると、時間が早いためかお客はいない。
それで何にするか。
メニューも見んと、「担々麺」と「麻婆豆腐」をお願いする。
店内担当は若いお姉さん。厨房は男の人やけどよう見えへん。
中は普通の中華料理屋さんあるいは居酒屋さん風だ。紹興酒の大きな瓶が目を
ひく。あれを飲んだら美味しいやろなあ。あれだけを目的にこんど来るかも知
れんなあなんて思うと飲みもせんのに喉がぐびりと言う。
さて、麻婆豆腐が先に来た。
「山椒をかけましょうか」ということでお願いすると、胡椒挽きでガリガリっ
とやってくれた。これはええ感じやんかと思う。
辛さはまあまあ。
味も悪くはない。ちょっと濃厚さと深みに欠けるかな?
行儀のよい味だ。
それで担々麺。
えらい独特の麺の食感だ。こう言っちゃなんやけど、ソース焼きそば食べてる
みたい。
麺としては面白いと思う。味も独特だ。
しかし、担々麺と言われてしまうと、辛いとこが同じだけかなって微妙な感想
になってしまう。
ちょっと変わった味を楽しませてもらった。
2つも食うと量は多いのはわかってたんやけど折角やから両方の味を知っとき
たかったのだ。
ちょっと残してごめんなさい。
ごちそうさんでした。
妖しさ感は抜群でした。
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ありがとうございました。