色黒で白い髭のいかにもインド人という風体のおっちゃんにこれ頂戴って言う
顔をしながら、スパイスの名前を書いたメモを渡した。
こんなやつだ。
Turmeric:ターメリック
Cardamon:カルダモン
Cinnamon:シナモン
Chili:赤唐辛子
Coriander:コリアンダー
Cumin:クミン
Black Pepper:ブラックペッパー
Fennel:フェンネル(ういきょう)
Saffron:サフラン
おっちゃんは、メモを見て、わかったって顔をしながら、店員さんにメモを渡
す。店員さんは店の中に山のように積み上げられたスパイスの袋の中から、
メモを片手に探し出してくる。
しばらく待ったら全部そろった。1個500gくらいあるんとちゃうやろか。
2個、3個買ったやつもある。全部合わせて数キロほどになってるはずや。
えらい重い。帰るの大変やなあ。
ここへ来るのにどんだけしんどかった事か。朝からの道中を振り返って見る。
まず、MRTでスクンビットからファランボーンまで行く。これは簡単だ。
ここから歩いて、パフラット市場へ行くつもりだ。
ネット上では歩いていく行き方を丁寧に解説してくれている。それを見ながら
後を辿ろう。
ファランボーンの駅で地上に上がる。えらい暑い。空から熱気が押し寄せてくる。
あちこち工事中で目印がなんもわからへん。
資料によればトライミット通りに入らんとあかんのやけど標識はタイ語ばっかり
やんか。
違う方に行って戻ってやっと見つけた。
焦るなあ。
なるほどその先に中華門がある。これは見たらわかる。
それならヤラワー通りもすぐにわかるやろう。
だんだん道がわかってきた。
おやこの辺ってもしかしたら、ワットポーがあるとこちゃうんやろか?
ここまできたらあの通りをまっすぐにいったらええんや。
それにしても遠いなあ。
だんだんとチャイナタウンの様相を呈してきた。
いかにもと言う赤い雑貨が積み上げてある。
食べ物屋さんも中華系だ。
あじあのカオスが漂っている。
やっとのことでパフラット市場のあたりまでたどり着いた。
1時間以上歩いたことになる。
暑い中なんで水飲みながらやなかったら熱中症になってるとこや。
こんなことなら水上バスで来た方が楽やったなあって今にして思って反省する。
パフラット市場に用があるわけではないんでスパイスを買ったら又同じ道を引
き返すのだ。
重くて大変やったけど、帰ったらこれをミルサーにかけて、おいしいカレーが
できるのだ。
楽しみ、楽しみ。
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ありがとうございました。