故郷の家も解体か

最近、ひっきりなしに海南の実家に行っているような気がする。
最近になって傷みが酷くなったのを感じて風を入れにいったりしてたんやけど
その程度の姑息な手段では追いつかなくなってきた。雨漏りがあちこちで、
発生して流れてるのが見えるほどになってきた。その影響で壁が落ち始めた。
修理するにもお金がかかるし、修理しても住む予定が全くないとなると解体する
しかないようだ。そうなると、又大変。まだ残ってる家財で捨てるに忍びない
ものは移動させんとあかん。その仕分けをして、移動先の場所を確保して、
運送屋に見積もりたのんでと行ってやらんとあかんことが山のようにある。
それに解体屋さんの見積もりも必要だ。
そんなこんなであたふたといったりきたりしている。
それで分かった事がいくつかある。
家財だけの引越しも引越屋さんは簡単に応じてくれる。
大手の見積もりは殆ど同じ値段。多分合い見積もりで競合させる必要はなさそう。
しかも今は閑散期なのか信じられないくらい安い。(大手でない運送屋さんだと
倍くらいの見積もりになって、とても太刀打ちできへんと嘆いていた。)
解体は不要な家財はそのまま置いておくと家の解体と一緒に処分してくれる。
解体業者を見つけるのは非常に不安だったのでネットで業者紹介サイトという
のを使ってみた。これがよかったのか悪かったのか、終わってからの判断になる
けど今のところそれで大きく見積価格が上がったというようでもない。
内容もしっかりしてそうな気がしてる。
鉄筋の家だと解体料金が大幅にアップするがしかたない。
電気をとめてメータを外す。ガスを止めてガス管を切る。水道は後。
事前にやらんとあかんことは山ほどある。
えらいパワーとお金がいる事がようわかった。

その合間に少々時間があいたんで和歌山市まで行った。
和歌山市、和歌浦の玉津島神社の近く、観海閣というところに寄ってみた。

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昔この近くに住んでいて子供の頃よくここに来て、アサリを掘った記憶がある。

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万葉の頃からの歌枕の地ではあるんやけどあんまり変わらんと残ってくれている。

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ぐるっと回ると不老橋だ。確か夏目漱石の小説にも出てきたと思う。
不倫相手と旅館に泊まったら台風で帰れなくなったというような話やったんと
ちゃうやろか。

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いったん壊すという話になってたけど保存運動が起きて残されたのだ。
大阪から、和歌山へ高速道路で来ると、山を越えてすぐにPAがあって、そこから
和歌山を望む景色が時々すごくいい感じになる。

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そんな時は和歌山ってええなあって思う。

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ありがとうございました。