台湾から知人が来阪すると友人から連絡があった。前に台南に行ったときにえら
くお世話になった人だ。美食家でもある。
それで飯を食いに行こうと思ってちょっと迷った。
やっぱり大阪的、あるいは日本的な食いもんがええだろう。
しかし、暑いから鍋やおでんみたいなのはちと合わない。
うどんやお好み焼きやたこ焼きは晩飯メニューとしてはちと考える。
和食料亭系は無難ではあるかもしれないが、刺身や生ものが問題だ。台湾や中国
の人は普段火の入ったものばかりを食べているから生もの大丈夫って言っても実
はものによっては大丈夫じゃなかったりすることが多いのだ。
それにやっぱりちょっとひとひねりした特徴もほしい。
うん、ちょっと困った。
まあ、深く悩んでもしょうないんで結局、「とり鹿」に決めた。
台北の鵞鳥料理もおいしかったんで日本の鶏肉づくしもええかも知れんという程
度の理由付けだ。
この店は親子丼も美味いと言うからそれも楽しみだ。
場所は堺筋、日本橋１丁目交差点の北西角すぐのところだ。判り易い。
料理はお客さんの事を考えて無難に堺筋コース ３０００円。
先付けはお豆腐。これは全然問題ない。
おっといきなり刺身が来た。「大丈夫」と言ってくれるが若干問題あり。
わしにはすごく美味しいが、やはり少々生肉は苦手のようだ。
焼き鳥シリーズは何の問題もない。焼き加減が絶妙だ。
身がたっぶりでやわらかくておいしい。
手羽もかりっとしてジューシーだ。
ししとうも身がでかくておいしい。
もう十分と思う頃スープで口直し。さっぱりしておいしい。
と思っていると更に唐揚げがやってきた。
もう食べらへん。
それで又鳥肉のなますのようなもの。これはかなり苦手のようだ。
生＋酢の物は完全だめみたいやね。さっぱりして美味しいんやけどね。
最後は雑炊がついてるんやけど、親子丼食べたいって最初に言うたら、雑炊の
変わりに親子丼出したげると言ってくれた。
お腹一杯やけどこれは食べられた。大阪一とは思えへんけどおいしい親子丼やった。
それにしてもこのコース、ボリュームたっぷりで大満足できたのだ。
店名 「とり鹿」
ジャンル 鳥料理
住所 大阪市中央区日本橋1-3-5
電話 06-6212-5000
営業時間 16:00～22:00
定休日 日曜・祝日
メニュー 日本語
言語 日本語
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ありがとうございました。