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浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆

上海の茸料理

 帰りに、太湖に寄る予定であったが、天候が崩れてきたので、上海に直行した。渋滞で遅くなり、結局、夕食のレストランに直行した。 今日は茸鍋だ。たっぷりの茸が本当に食欲をそそる。こんなのは、とても日本では食べられない。中国では、いろんな地方にいろんな茸鍋があって、本当に楽しい。  だし汁なんかは日本の一味唐辛子を入れると、これでうどんがあったらとつい思ってしまう味で、日本でやったら本当に繁盛するだろう […]

太湖の三白 江蘇料理

 紫砂壷とお茶でたっぷり時間をつかってしまい、すっかり遅くなったが、昼食という事で、近くのレストランを探す。昼食時間帯は終わってしまっていたようだが、やってもらえる事になった。6人なので、お決まりセットが出てくるようだ。江蘇料理だと思う。 特にインパクトはないが、食べ易い穏やかな味で、お腹にやさしかったが、量が多い。  この時の話で、太湖の三白というのがあるそうだ。白魚、銀魚、白蟹の三種らしい。白 […]

紫砂壷の逸品

 2日目は、朝早くから上海を出発して長躯、江蘇省宜興に向かった(片道約3時間強)。相変わらずのスポット旅である。  宜興は紫砂壷という焼き物の茶壷(急須)が有名で、それを求めて丁蜀鎮という村まで行った。 ガイドがいるわけではなく、事前に十分調査できているわけでもない。上海で雇った車の運転手に、「丁蜀鎮という村があって、この辺で紫砂壷を売っているらしいから買いたい」というだけのいつものパターンで始ま […]

上海 プーシキンのある街角

 9月1日-9月3日で上海、江蘇省に行ってきた。 しばらくは、この時の思い出を語ってみよう。  初日は上海。  どこの街角でも、時たま思いもよらないものを見つける事がある。 陳丹燕という人の「上海的風花雪月」(邦題「上海メモラビリア」)という本に、上海の岳陽路の十字路に小さなストリートガーデンがあって、そこにプーシキン像があると書かれている。フランス租界の中にあるロシア人街の中心だったらしい。この […]