最近の作品。切り貼り細工、寄せ書き的な篆刻と絵。
プラダンを作品に。 手元のプラダンの切れ端が中途半端なサイズで残ってる。 140×18.5cm。えらい縦に長い。 なんとなく面白い。これを作品に使ってみたい。 透明のような不透明のような、均一なような、縦線が目立つような、不思議な透け具合がおもしろいではないか。 裏と絵を貼り付けて、表に篆刻印を貼り付けたらどうなるやろ。 それでやってみた。 あじあん 課題は王維の詩、「終南別業」。 中歳 […]
プラダンを作品に。 手元のプラダンの切れ端が中途半端なサイズで残ってる。 140×18.5cm。えらい縦に長い。 なんとなく面白い。これを作品に使ってみたい。 透明のような不透明のような、均一なような、縦線が目立つような、不思議な透け具合がおもしろいではないか。 裏と絵を貼り付けて、表に篆刻印を貼り付けたらどうなるやろ。 それでやってみた。 あじあん 課題は王維の詩、「終南別業」。 中歳 […]
ちょいと気まぐれ心がおきて、自分の絵を入れたTシャツを作ってしまった。 自分的にはとても気分が良い。 とは言え、誰が気にしてくれるわけでもないし、気がついてくれる人すら殆どいない。 全くの自己満足の世界だ。 「これこれ、わしが描いた絵やで」なんて必死でアピールしても、「なかなかええですなあ」なんて愛想笑いされるだけ。 それでも、結構気に入って着てるけど、真夏用にあえて一番薄い生地で作ったんで、もう […]
四文字遊び、四文字熟語で遊んでみた。 暗中模索。 前の家に住んでた頃の話だ。 偶々、深夜まで起きてた夜の事、1時過ぎか2時頃か、玄関の扉をホトホトと叩く音がする。何やろ、誰か来てるみたい。 恐る恐る扉を開けると、全然知らない老人が立っていた。 「家に帰ろうと思うんやけど、どっかわからへん」と言う。その頃はまだ老人が具合悪くなったら徘徊することがあるなんてことをあんまり知らへんかった […]
またまた四文字熟語で遊んでみた。 「酔歩蹣跚(まんさん)」。 山頭火に「酔うてこほろぎと寝ていたよ」って句がある。 酒好きが、飲んで酔っぱらって、ええ気分で寝てしまった。しかも、野っ原で。という風景が目に浮かぶ。 ええ酒ですなあ。 はるかな昔、若い頃、しこたま飲んで目が回って、いつの間にかバス停前の地べたに寝ていた。 らしい。 気がついたら、周りに人がざわついてて、パトカーの回転灯 […]
またまた四文字熟語で遊んでみた。 「有為転変」。 ある日、街角に青鷺がいた。 哲学的な白鷺だ。バス停の横に佇んで瞑想してはる。 なんだか悠々としてる。わしは笑けてくる。 しゅっとした白鷺やったら絵になるけど、ドテッとした青鷺ではないか。 紅旗征戎吾が事に非ず。 動かへんようで、ゆるっと足を動かす。顔を横向ける。 バスが来ても乗るわけではない。 それでも風景に違和感がないのがとてもお […]