ホレス・シルバー、「ブローイン・ザ・ブルーズ・アウェイ」
先日、中国からの帰り、機内でオーディオ番組を聴いていたら、 珍しくホレス・シルバーが出てきた。 彼が、「ブルー・ノート」の発展にいかに貢献したかといったことも 解説として言っていた。その中で、「ブルー・ノート」が何度か危機に 陥った時、ジャケットの斬新さで乗り切った時の事も喋っていた。 それで、「ああそういえばいいジャケットがあったなあ」と思い、 家に帰って取り出してみた。「うん、こういう感じはな […]
先日、中国からの帰り、機内でオーディオ番組を聴いていたら、 珍しくホレス・シルバーが出てきた。 彼が、「ブルー・ノート」の発展にいかに貢献したかといったことも 解説として言っていた。その中で、「ブルー・ノート」が何度か危機に 陥った時、ジャケットの斬新さで乗り切った時の事も喋っていた。 それで、「ああそういえばいいジャケットがあったなあ」と思い、 家に帰って取り出してみた。「うん、こういう感じはな […]
我が家のオーディオと言うと、それ程人に誇れるという程のものではないが、未だにアナログと言うのが自慢だ。 一番は、友人から借りている真空管のアンプ。これは素晴らしい。極上の音をだす。 それに、ガラードのプレーヤーでアナログのレコードをかけて、ElectroVoiceのスピーカで聞くという事だ。 次々にオーディオ機器を揃えていくという程の金の力もないし、意欲もそこまではない。 今ので概ね満足していると […]
ウエザーリポートって、70年代の後半に、数年だけ輝いて消えていったグループだ。 特別何かがすごくて気に入っているというわけではないが、楽しいアルバムだ。 「ブラック・マーケット」とあるが、何か裏の意味があるというのではなくて、普通の 黒人の市場といったジャケットだし、音楽もそんな感じだ。 愉快で楽しい、気楽な雰囲気がよく出ている。 ブラックというよりは、私にとっては大好きなアジアの市場を思い出す音 […]
クラシックもいいけれど、ジャズもいいけれど、 時には、その中間くらいのを聞きたい時もある。 クラシックのように、伝統とか決まり事を感じさせない、 ジャズのように奔放でもない。 静かでありなが退屈することもない。 そういう音楽スタイルのように思っている。 本人は、「家具のような音楽」と言っていたそうだ。 存在を意識させないというような意味だそうだ。 まさにそういう感じ。ピアノの淡々とした音列が心地よ […]
時には深夜にジャズボーカルを聞くのも良いものだ。 真空管にオレンジの灯がぼーとともって、温まってきた頃、 レコードに針を落とすと、静かにピーターソンのピアノの イントロが始まる。 続いて、サラの歌が、強いが繊細で、スインギーだが喧しくなく聞こえて来る。 やがて、時にはジョー・パスのギターが実に美しくからみ、 時には、レイ・ブラウンのベースが共に唄っている。 ルイ・ベルソンとドラムスも印象的だ。 迷 […]