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よもやま話

九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−13、手術後初めてのお酒。

手術後初めてのお酒。 さて、胃2/3切除手術後、1ヶ月の検診は無事に終わって、順調な経過が確認できた。 嬉しいことにお酒を飲んでもエエんではないかとのお許しも出た。 もちろん早速その晩から飲んでみることにした。 何を飲もう。お医者さんにはお酒を飲む時にはビールみたいな炭酸系のやつは避けたほうが ええといわれた。元々ビールはそれほど好きではないんで問題ない。 とりあえず日本酒にしよう。 焼酎やウィス […]

九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−12、1ヶ月検診の日、「街のみなと」で昼飯を買う。

1ヶ月検診の日、「街のみなと」で昼飯を買う。 さて、手術後約1ヶ月が経った。この日は1ヶ月の検診の日だ。 九度山から大阪労災病院に向かう。最寄りの駅は南海高野線三国ヶ丘駅だ。 検診は13:30から、その前に血液検査がある。なんだかんだと結構慌ただしい。 どっかで昼飯を食っておかんとあかんのやけど1/3の胃でしかもちゃっちゃと食べる 能力も気力もないんでかなり消極的になっていた。どうしよう。 三国ヶ […]

九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−11、退院の日が来た。

退院の日が来た。 ある日、朝飯を食ったあとボッーっとしてたら急に騒がしくなった。何やら部長回診が あるという。暫くすると、何やら爺さんぽい、偉いさんぽい人を中心にお付きをゾロゾロ したがえて大名行列とまではいかんけどやってきはった。昔、テレビか映画でみたことあるなあ。 「古っ」って思った。わしの主治医も固くなりつつ紹介してくれた。 「あっそう」という感じで通り過ぎてく。 「アハハ」 後で主治医の方 […]

九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−10、もうすぐ退院かな?

もうすぐ退院かな? 病棟の起床時間は6:00。ほぼ夜が明けて明るくなった頃だ。わしなんかももっと早く 目が醒めて、と言うかあんまり寝られへんで、その時を待ってるくらいだ。 朝になると、朝飯を始め、各種検診なんかが始まるんで忙しくなって気が紛れる。 なんで寝られへんかと言うと、消灯が22時なんやけど、そっからが寝付きがよくない。 3本足で点滴がつながってるときは水分が勝手に補給されるんでといればっか […]

九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−9、お医者さんも忙しい。

お医者さんも忙しい。 毎日忙しく患者の様子をチェックしてまわってるのは看護師さんたちだけではない。 それぞれの患者の担当医師さんも様子を見に回っている。 手術したら、その時の担当麻酔医さんや、執刀医さんも様子を聞きにきてくれた。 結構ケアがしっかりしてる。 各患者夫々病気によって、当たり前やけど担当医が違う。同じ担当医の患者が近くに 集められてるというわけではない。そやからいろんなお医者さんがあっ […]