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中国紀行

酔っ払い蝦

上海で晩飯の時間となった。 「今日は暑いけど茸鍋なんかどうだろう」、「それはいいね」 「何でもいいよ」、「ようわからん」など色々言いながら、 昔のレストランの名刺をタクシーの運転手に渡す。 近くに着いてから様子がおかしい。 「見当たらない」といっているようだ。 「わかった。自分達で探すからここでいいよ」とタクシーを降りたが、 「確かこのへん」というあたりに、目指すレストランが無い。 「どうしよう。 […]

紹興、沈園、詩人の恋

紹興の沈園に再び来ました。 宋の時代の詩人、陸遊と唐婉の恋の思い出の場所です。 一度は夫婦となり、愛し合いながらも別れざるを得ずして、月日がたったあと、 偶然この沈園で出会った二人が詩を交わすというロマンチックな話です。 詩の題は、「釵頭鳳 」 ・・・・ 一懐愁緒 幾年離索 錯錯錯 ・・・・・ ・・・年を重ねれば重ねるほど、思いはつのる。 間違いだらけの人の世の中・・・ 同じ題で唐婉が返す。 ・・ […]

安昌古鎮-2

安昌は古鎮の中に生活があります。 保護の為、規制された生活で不自由でしょうが、蘇州の水郷よりま まだ普通ぽい生活のようです。 蘇州の場合は、まるで観光のなりわいの中の生活のようなので、 それに比べれば自然に思えるのです。 それにしても生の暮らしですね。 鶏小屋。これは、食うために飼っているんですよね。 網は盗難防止?、鼬から守る?蚊に食われないため? いろいろ考えてしまいます。 これは、ペットです […]

蘭亭の蘭亭序

先日は東京国立博物館で「蘭亭序」を見てきましたが、 今回はその蘭亭に来ています。ところがここには「蘭亭序」はありません。 勿論本物は唐の太宗が死ぬ時に一緒に焼かせたという事なので、存在しません。 しかし、臨書本が山ほどあるそうです。 私には書はよくわかりませんが、世に名筆といわれるものは、 すなおにすばらしいと思えます。 書をじっと見ているのも心が落ち着いてなかなかよいものです。 それで、蘭亭で蘭 […]

あいかわらずの辛いもの好き

上海での食事は一時濃くて甘い上海料理に行っていたが、 今回は四川料理の辛さがなつかしくなった。 つい一月前に深センで四川料理を食べたので口の中に、あの辛さと 痺れが残っているのだ。あの魔性の味からなかなか抜けられない。 店は、「蜀天閣」と言うが、同じ名前の看板を他でも見るのでチェーン店かもしれない。 雰囲気にディープさはないし、激辛、激麻でもないが、人気の店ではある。 予約はできないので、行ってみ […]