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中国紀行

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−47、安徽、歙県上荘、「一品鍋荘」で昼めしを食う。

安徽、歙県上荘、「一品鍋荘」で昼めしを食う。 さて、嵐のような買い物騒ぎ、なんで墨を買うだけであんなに高揚したんかわけわからんけど とにかく買ってしまったら腹が減った。高揚の後は腹が減るというのが余の常だ。 てなことで最初に来た村に戻る。もともとここを目指して来たはずやけど工房が移転してしまって たのだ。 とてもええ感じの、とても普通の村だ。 昔日本にあったような、ど田舎やけど人がいてる村、今は人 […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−46、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。

安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。 さて、機運が最高潮に盛り上がったところで階下に降りる。事務所まで行くと商品が並んでいる。 さて、満を持して皆さん買いに走る。 面白いことに、今まで上海やら北京やらいろんなとこで買った墨と同じような名前の墨が並んでる。 買ってきてももひとつ使った時に満足感がなかったやつだ。しかし、それは作った人、あるいは工房、 工場によるのかもしれん。というかそういう […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−45、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房にて。

安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房にて。 説明してくれている方の、墨匠の奥さんらしい、口調が段々と熱を帯びてきた。淡々と 工程を説明するのが普通の地味な墨作りではあるけど、この方々の思い入れは大変な ようだ。 先程の煤と膠を練り合わせる工程の熱気がこの方にとりついてるかのように力強く リズミカルにしゃべるんで聞いてる方もそれにつられて熱が入ってくる。 わしらが一番興味あったのが、材料が天然素材なの […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−44、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」を訪ねる。

安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」を訪ねる。 今回は、文房四宝の作家の工房を訪ねたいという旅であった。計画を立てる段階で 墨をどうするか随分悩んだ。墨といえば安徽省、目的地そのものだ。しかし、今まで 何度か安徽省に来てるけど行ってから聞いて訪ねたらたいていは胡開文という工場へ 連れて行ってくれるか、胡開文の銘柄の入った墨を並べてる店に連れて行ってくれるか だった。工場では日本でもよくあるように昔の行程 […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−43、安徽、屯渓老街、餛飩(ワンタン)屋、「余一椀」。

安徽、屯渓老街、餛飩(ワンタン)屋、「余一椀」。 何度か言ってるけど、中国を旅行したらホテルに付いてる朝ごはんを食べるばっかり ではおもろないんで時には外に出たほうが良い。中国の人は家で朝ごはんを食べない 習慣があるようで、そのためか出勤前の頃合いの朝めし屋さんがとても魅力的な事が多い。 一番多いのがほとんどどんな街角でもフカフカと湯気を立ててる蒸籠をつみあげた 包子(ぱおず)屋さんで、勿論日本の […]