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酒など

32年モノの果実酒

先日、物入れの整理をしていたら、えらいものが見つかった。 何年か前に知人から頂いた果実酒だ。 何種類かの果物を漬けて果実酒にしたものを長年寝かせていたと いうのを頂いたのだ。 それから更に何年も経って気がついたのだ。 その内の一つ、これは夏みかんと書いている。 昭和51年に作ったものだろう。というと32年も経っている。 そーっと封を開けて飲んでみた。 「旨い!」、「実にまろやかだ」、「しかもコクが […]

アラキ酒

スリランカのお土産にアラキ酒(アラック酒)を頂いた。 椰子の蜜を醗酵、蒸留させて出来た酒だと言う。 良い香りと仄かな酸味のある強い酒だ。 おいしい。 椰子というと熱帯、南洋を思い浮かべる。 そういえば、漂白放浪の詩人、金子光晴のこんな詩がある。 ニッパ椰子の唄 赤錆の水のおもてに、ニッパ椰子が茂る。 満々と漲る水は、天とおなじくらい高い。 むしむしした白雲の映るゆるい水襞から出て、 ニッパは軽く爪 […]

錫の片口

酒を飲むのに、ウイスキーやブランデー、ワインなどではデキャンタ というのを使うが、日本酒などでは昔から片口というのが使われている。 考え方はデキャンタと同じで、一々瓶からグラスに注ぐのは面倒だし、 無粋でもあるので、その時に飲む分量を碗状の容器に取り分けておくのだ。 そして、そこから盃に注ぐので、大きさや、扱い易さ、水切れの良さなどが 問題になる。 最近、こういう片口が気になって、いいのがあったら […]

最近はバイヂュウ(白酒)を飲むことが多い

中国を旅行していたら、ビールがあまり美味しくない事がよくある。 今回の長沙、張家界の旅でも、暑かったとは言え、ビールがそれほどおいしくなかった。 それもあるし、バイヂュウも最近は癖になってしまった感もあって、 御飯の時に、「バイヂュウ飲もうよ」と言い出す事も多い。 ここは張家界。 鳳凰古城に行ったら、おいしそうな酒が甕で売っていた。 「あんなの飲みたいな」というのが頭の中にあって、 バイヂュウのメ […]

久しぶりにベトナムの酒

たまたま知人達と話があって、ベトナム料理を食べに行く事になった。 大阪、梅田、「ベトナムフロッグ」だ。 ここは、チェーン店風に大阪市内に何件か店があるが、なかなか美味しい店だ。 ベトナム料理と行っても、北のハノイ風から南のホーチミン風、中部のフエ風 と代表的な料理もいろいろあるが、ここのは標準的なものを無難に食べさせるので マニアック度はそれほど高くはないが、安心して食べられる店だ。 それで、乾杯 […]