最近読んだ本、「白磁海岸」、「図書館島」
高樹のぶ子、「白磁海岸」 白磁海岸 髙樹のぶ子 堀雅代というある程度の年齢でありながら和服の似合う上品な女性が、柿沼涼子の 経営するお店で働いている。静かでおとなしそうな佇まいの中になにか秘めた謎が、 暗い影がありそうな感じがする。 とうとう雅代が密かに動き始めた。 柿沼涼子の夫、圭介に狙いがあるようだ。 そして圭介が勤める金沢芸術大学で事件があった。薄井康弘という研究員が自分の 研究室の物入れの […]
高樹のぶ子、「白磁海岸」 白磁海岸 髙樹のぶ子 堀雅代というある程度の年齢でありながら和服の似合う上品な女性が、柿沼涼子の 経営するお店で働いている。静かでおとなしそうな佇まいの中になにか秘めた謎が、 暗い影がありそうな感じがする。 とうとう雅代が密かに動き始めた。 柿沼涼子の夫、圭介に狙いがあるようだ。 そして圭介が勤める金沢芸術大学で事件があった。薄井康弘という研究員が自分の 研究室の物入れの […]
コルソン・ホワイトヘッド、「地下鉄道」 この本、とても良い、とても面白いと言ってしまうと語弊がある。内容は黒人奴隷 差別にからんだシリアスな話だ。良い良いと楽しむような話では無い。しかし、 ストーリーの展開やスピード感などなど、一気に読ませる迫力がある。 コーラは明るい心と健康な体、力強い意思を持った少女だ。しかし、奴隷である身の上 からは逃れられない。毎日が過酷な労働に明け暮れている。残虐なリン […]
中村文則、「R帝国」 オーウェルの「1984年」は出た時はすごかったんやろけど読んだ時は同意できへん ようなとこも多かったような気がする。逆に「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」は とても面白かった。ケン・リュウの「紙の動物園」や「母の記憶に」の独特の世界観も 惹かれるものがある。SFの世界もとてもおもしろくて楽しい。 これはどうなんやろ? 戦争モンってあんまり好きやないけどとか思いつつ読んで 見 […]
伊坂幸太郎、「AX」 兜は某文具メーカーに務める平凡なサラリーマンである。奥さんと子どもを大事にする、 と言うより恐妻家と言ってもよい、奥さんに頭が上がらない日々だ。 それはなぜか。兜にはもう一つの顔があるようだ。 その顔で時々ある診療所に行く。内密の診断があるようなのだ。その診断とは、病気の 特定、治療のふりをしてある処方箋を渡される。実はそれは殺人の指示なのだ。 彼のもう一つの顔とは金をもらっ […]
辻原登、「韃靼の馬」 最初は、モンゴルや西域、シルクロードあたりを舞台にした冒険ロマンみたいな話 かなって思いつつ読み始めたら、いきなり対馬と朝鮮半島の話になった。 とても面白い。 日本と朝鮮半島との話となると、天智天皇の時代の白村江の戦いか或いは豊臣秀吉の 時代の文禄・慶長の役での李舜臣の活躍などが主題の本を興味深く読んだ事がある。 朝鮮通信使の話もあった。映画、「李藝」もとてもおもしろかった。 […]