最近読んだ本、「芭蕉の風景 上、下」。
小澤實、「芭蕉の風景 上」 旅する芭蕉を追いかけた本。とても良い。 紀行文を追いながら句をとりあげ、その句の意味や背景、読まれた場所が持つ 何かを追いかける。とても専門的で固いような感じにどうかなと思いつつ、 ついつい惹かれて結局全部読んでしまった。 最初は「野ざらし紀行」。 近畿、東海の旅だ。 第1章 伊賀上野から江戸へ 第2章 野ざらし紀行 取り合わせ発句の発明 蓑虫の音を聞きに来よ草の庵 蓑 […]
小澤實、「芭蕉の風景 上」 旅する芭蕉を追いかけた本。とても良い。 紀行文を追いながら句をとりあげ、その句の意味や背景、読まれた場所が持つ 何かを追いかける。とても専門的で固いような感じにどうかなと思いつつ、 ついつい惹かれて結局全部読んでしまった。 最初は「野ざらし紀行」。 近畿、東海の旅だ。 第1章 伊賀上野から江戸へ 第2章 野ざらし紀行 取り合わせ発句の発明 蓑虫の音を聞きに来よ草の庵 蓑 […]
澤田瞳子、「輝山」。 私は金吾、石見国の大森代官所に勤めるただの中間だ。新任の代官、岩田鍬三郎に ついて江戸からやってきた。 初めての銀鉱山の暮らしだ。元締め手代の藤田孝蔵に厳しく追いまくられながら 慣れない日々を送る。しかし、私にはもうひとつ秘密の使命がある。 前の上役、小出儀十郎から、岩田鍬三郎の身辺をさぐって落ち度を見つけろと言う 司令があったのだ。しかし、そっちの方が捗々しくない。 なんせ […]
凪良ゆう、「流浪の月」。 映画になりそうな話やなあって思いながら読んでたら、やっぱり映画になってるんやね。 ある日、突然父が死んだ。 そして、母がいなくなった。 あんなに自由で独特で、幸せだった家族が、あっというまに無くなってしまった。 更紗の居所はどこにあるのか? 叔母の家で暮らせるのか? いじめられっ子になってしまうのか? 公園のベンチに若い男が一人、いつもいる。ついていってはダメ。 なんで? […]
吉田修一、「オリンピックにふれる」。 東京オリンピックは今年開催された。 わたしはとても良かったと思っている。 マスコミあげての大ネガティブキャンペーンにもかかわらず、開催したのは 正解だったと個人的には思ってる。 いろんな考え方があるんやろけど、ウィズコロナで凌ぎ切るという考えはそれほど 間違ってはないと個人的には思っている。 それに、結果からみてもオリンピックの開催がコロナの蔓延になにか大きく […]
フェルナンド・アラムブル、「祖国、上、下」。 ある日、突然チャトが死んだ。妻のピジョリはいつまでも立ち直れない。 予兆はあった。なんども脅迫状が届いていた。 過激派テロ組織からの金の要求だ。拒絶したらどうなる? こんなふうに襲撃されるのか? バスクの村。誰もが過激派のシンパなのか? 殺された者にも家族にも 人々の目は冷たい。息子のシャビエル、娘のネレア。 それぞれの暮らし。 そして襲撃したのは誰? […]