最近読んだ本、「岬」、「一線の湖」
「岬」 中上健次 著。 あじあん 熊野の山と海。血と性と貧困と暴力と差別。 ・岬 秋幸は母と、母が再婚した義父の家に暮らしている。土方仕事の毎日。親方は母が前夫とのあいだにもうけた異父姉、美恵の旦那。 実父がいる。母が、前の夫と死別し今の義父と再婚する前に付き合った男、あくどい男だ。 火付け男? 他人の物を奪うのに躊躇いがない? 子供の頃自殺した異父兄がいた。母と母の前夫のあいだに生まれた子で、母 […]
「岬」 中上健次 著。 あじあん 熊野の山と海。血と性と貧困と暴力と差別。 ・岬 秋幸は母と、母が再婚した義父の家に暮らしている。土方仕事の毎日。親方は母が前夫とのあいだにもうけた異父姉、美恵の旦那。 実父がいる。母が、前の夫と死別し今の義父と再婚する前に付き合った男、あくどい男だ。 火付け男? 他人の物を奪うのに躊躇いがない? 子供の頃自殺した異父兄がいた。母と母の前夫のあいだに生まれた子で、母 […]
「木挽町のあだ討ち」 永井紗耶子 著。 あじあん 芝居より華麗な、カッコいい、仇討ち話の始まり、始まり! 第一幕 芝居茶屋の場 木戸芸者の一八は仇討ちを間近に見た。 二年前の睦月の晦日。雪の降る晩。芝居小屋の森田座の裏通り 唐傘をさした人影 その下に鮮やかな振袖 芝居小屋から漏れ聞こえる三味線の音 博徒の名前は作兵衛 三下男を一人率いてやってきた。 作兵衛がグイッと娘の腕を引く 娘は唐傘を落とすと […]
「街とその不確かな壁」 村上春樹 著。 あじあん 君がぼくにその街を教えてくれた。「本当のわたしが生きて暮らしているのは、高い壁に囲まれたその街の中なの」 相変わらず人気の高い作家ですなあ。 図書館に予約してから1年近く経ってやっと順番がきた。 僕は16歳のときに恋に落ちた。 そして、影のない世界へ行った。なぜ? 影は門の外に。なぜ? そこはどんな世界? そこに彼女はいたのか? 恋愛というのは医療 […]
「海への巡礼 文学が生まれる場所」 岡本勝人 著 あじあん プルーストのノルマンディ、モン・サン・ミッシェルの海からヴェネツィアへ、そして・・ 海と海のある街。 文学者や詩人がそこにいて、何を感じたのか。そして生まれたものは。 ノルマンディ。 ニューヨーク。 太平洋。 那智、熊野。 沖縄。 ・・・・ 1 モン・サン・ミッシェル 1 イル・ド・フランス プルースト パリ郊外 イリエをコンプレー […]
「777」。 伊坂幸太郎 著 あじあん 不幸な彼女と不運な殺し屋。 素晴らしく面白い。痛快無比である。 「必殺なんちゃら」みたいな話かいなと思いつつ読んでたら、そのようでもあるし、もっと奥がふかいようでもあるし、もっと楽しいようでもある。 とにかくぐんぐん引っ張られてあっという間に読んでしまう。 とっても運が悪い仕事屋がいる。七尾、天道虫と呼ばれてる。 何をやってもうまくいかない? 今回は、簡単で […]