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最近夢中で読んだ本、中山喜一郎、倉橋由美子

中山喜一郎、「仙崖の○△□」 禅僧仙崖の生き様とその画を語る本だ。 仙崖の画は、プロの画なのか素人の絵なのか。 禅画なのか唯の漫画なのか。 飄々とした、ふざけたような、座興のような、それでいて一度見たら 心を捉えて離さないような、印象深い画の数々。 そういう画が、仙崖のどういう人生から生まれたのか、どういう考えで 画かれたのかが見えてくる。 唯の○、唯の○△□の画が大きな意味を持ってくる。 さて○ […]

雪舟の世界

先日、「対決巨匠達の日本美術」という展覧会を見に行ってから、雪舟にすっかり 魅せられた。 「慧可断臂図」あのぶっとい線の達磨像にばかり目が行っていたが、実は決意を 示す為に自分で切り取った左腕を差し出している画だったのだ。 そして、「秋冬山水図」(冬)、意外と小さいけど鋭い画。 「金山寺」、この絵をみて金山寺に行きたくなった。 それで雪舟の解説本を幾つか買ってしまった。 その一つが、「雪舟の「山水 […]

最近夢中で読んだ本、吉田修一、佐野眞一

吉田修一、「日曜日たち」 普通の人の普通の暮らし、それぞれの暮らしも夫々の思いで切り取ってみると ある種の特別な一日と言える日がある。 それらをつなぐのは不思議な兄弟だ。いきなり現れて、消えていった。 気になる。未消化な思いが残る。 5人の違った人間のある日の生活に現れる、同じ兄弟。 不思議な手法で5つの物語が語られる。 最後にちょっと目が熱くなるかもしれませんよ。 普通の暮らしを印象的に物語にす […]

北京電影学院物語

最近、本棚を見ていて、あまり記憶にない本があるのに気がつきました。 「北京電影学院物語」とある。何時買ったのか?誰かに貰ったのか 全く記憶にないのです。もしかしたら、映画の道の先輩の誰かに教えて 貰って買ったまま置いていたのかもしれないし、頂いて忘れていたの かもしれません。 多分、入手した当時は、中国にも、中国映画にもあまり興味がないころ だったのでしょう。 それで、表紙を手にとってみると、第五 […]

最近夢中で読んだ本、芥川龍之介

芥川龍之介、「支那遊記」 書棚を見ていると、文豪、芥川龍之介の本がならんでいる。 昔、本がかっこいいので、復刻版全集みたいなのを買ったが、実際は読んだ事が ある本も多いのであまり中をみていなかった。 それで、「支那遊記」というのがあるのに気がついた。 買った当時は中国や中国旅行にこんなに興味が湧くとは思ってもいなかったが 今は、すぐに目が行くのだ。 中をみてみると、こういう章立てだ。 上海遊記 江 […]