最近読んだ本、「カラマーゾフの妹」、「終わりの感覚」
高野史緒、「カラマーゾフの妹」 とても面白い本だ。最初は「カラマーゾフの兄弟」をちゃかしたパロディ本な んかなって思って読み始めた。しかしそうではない。未完的な終わり方をした 「カラマーゾフの兄弟」はドストエフスキーが続編を書くはずだったという解 説を読んだことがあるしそれはなるほどと思った。この本はその続編に挑戦し たものだ。あんな巨匠に挑戦するなんてえらいことだ。 と言うても、巨匠の文学の香り […]
高野史緒、「カラマーゾフの妹」 とても面白い本だ。最初は「カラマーゾフの兄弟」をちゃかしたパロディ本な んかなって思って読み始めた。しかしそうではない。未完的な終わり方をした 「カラマーゾフの兄弟」はドストエフスキーが続編を書くはずだったという解 説を読んだことがあるしそれはなるほどと思った。この本はその続編に挑戦し たものだ。あんな巨匠に挑戦するなんてえらいことだ。 と言うても、巨匠の文学の香り […]
吉田修一、「路(ルー)」 そういえば吉田修一の本をこないだも読んだ。好きで追っかけている訳ではな い。たまたまこういう順番になっただけだ。今は殆どの本は図書館で借りて読 んでいる。ネットで検索してポチンをクリックするだけで予約できるからアマ ゾンで買うのと手間は変わらない。違いと言うのは人気の本だったら順番待ち になると言う事だ。まあそれも世の中に読む本がないわけではないんで気楽に 順番を待てばし […]
亀山郁夫、「謎とき『悪霊』」 前に亀山郁夫の翻訳したカラマーゾフの兄弟を読んだ事がある。 今までのドストエフスキーの印象と言うか勝手な思い込みとは全く違った世界 があった。面白くてたまらん大迫力のサスペンスを読むようであった。その後 「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する」も読んで、ドストエフスキー&亀 山郁夫ワールドにすっかりはまり込んでしまった。 こんかいは『悪霊』の解説だ。これも確か読んだこ […]
吉田修一、「太陽は動かない」 この人、芥川賞作家やのにこんな本書くんやったんかと驚いた。 悪人とか横道世之介なんかが映画で評判になったそうなんでまあそれはそう なんかもしれない。 この本確かに面白い。一気に読ませるドライブ感がある。 根底にあるのは情報だ。情報を先んじて握ったものがビジネスを支配する。 そして巨大な権力を手に入れる。 そういう情報を操る男達、女達のかっこいいアクションの物語だ。 中 […]
木宮高彦、「小説 与謝蕪村」 与謝蕪村の画は大好きだ。詩情がある。俳句もいい句が多い。 そんな程度で蕪村を考えてて、それでちょっとだけ気になってこの本を読み始 めたら、そんなどこやなかった。えらいすごい人やというのがわかって俄然興 味が湧いた。そんなわけで折角いつものように図書館で借りて読んでたのに急 遽アマゾンに注文してしまったのだ。 水墨画の世界には写意という言葉がある。現実であれ空想上であれ […]