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書画、篆刻など

北京の古墨と接着剤

手元に北京で買った古墨がある。墨は古いほど好いというのを聞いて買ったものだ。 でも、本物か、古く見せて作っただけの贋物かは定かではない。 しかし、買って帰ったら割れていた。一緒に買った友人のはバラバラに割れていたそうだ。 古いほどつなぎの膠が無くなっていくので割れ易くなるのは確かだが、それが本物の 証拠かどうかは分からない。 しかし、使うと割れそうなので、そのまま置いていた。 ある時、大阪心斎橋の […]

山水を描いてみました

水墨画の老師が今は中国に再修業に行っています。 それで時々題材に困る事があります。 それで、前に中国で買った「芥子園図譜」と言う、中国に昔から伝わる 画法とお手本がのった本を見ています。 相当分厚い本ですが、見ていると大変勉強になります。 じっくり見ていて気がつきました。 「あっ、これ『お宝鑑定団』で見たよ」 昔の日本の有名な画家の画ですが、本当にそっくりです。 要するに昔から、日本でも中国のこう […]

桜を画く

桜が満開のうちに頭に入れておいて画を描こうと思いました。 何度も練習しましたが中々画になりません。 老師の手本なしで画くのは結構難しいです。 まずは、墨画ノートにちょっと描いて見ました。 これは、普段の生活や旅行中にちょっと心に残った事を墨で画にしているものです。 最近はこれに何か言葉をつけてやろうと思っています。 ちょっとした水墨日記というよりは水墨雑記みたいなのに仕上げていきたいと思っています […]

帰去来辞を画にしてみました

先日行った呉春・蕪村展で刺激を受けて「陶淵明」の「帰去来辞」を 画にしてみました。 呉春の画を真似て練習させてもらいました。 こういう画がどんどん描けるようになったらいいのですが、 なかなか自分の発想で書くのは難しいです。 それと字ですね。 字を練習しなくては! 「帰去来辞」といえば、昨年行った廬山を思い出します。 晩年は廬山の麓に住んだと言いますので、廬山かその近辺の山を南山と 謳ったのだと思い […]

田園風景

最近、上海に行って、呉昌碩記念館に行ったり、池田の逸翁美術館で呉春や 蕪村を見たりと言った機会が多いというか、気持ちがそういう風に流れている。 その結果、自分でも描きたくなる。 詩や句の境地が画に表現できたらすばらしいと思う。 しかし、それは非常に難しい。 それでも描いてみるしかない。 という事で、習う絵だけでなく、自分でも課題を作って描いてみようと 始めた。 しかし、どこにどういう風景を収めてい […]