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芸術イベント、映画など

映画、「ヴィーナス」を見ました。

映画、「ヴィーナス」を見ました。 この映画を見た、ほとんどの老年の男は、「俺だったらああはしない、もっとうまくやる」、 とか「気持ちはわかるけどあそこまでしない」とか言うと思います。 でもやっぱり、皆、実際はああいった浅ましい妄執は持っているし、 知ってか知らずか、バカなこともきっとやっています。 私なんか、そういうあさましさの塊だなと思いました。 メッチャうまい俳優が、そういう男の浅ましさをうま […]

映画、「長江哀歌」

映画、「長江哀歌」を見ました。 私のとっては、いい映画でした。 三峡に行ったのは1999年だと思います。もう8年たちますね。 それからも随分水位があがったようです。 それで、人の住む場所も減って、騒がしくなってしまったようですね。 あの頃は、長閑な旅でした。 ゆったりと流れる長江の流れの中で、巨大な船に、客は、私と友人とガイドのお姉さんだけ。 周りは、河と山ばかり。 「河の辺の山に住む人は、一生、 […]

静嘉堂文庫美術館で文房四宝を見る

雨でした。 渋谷から田園都市線で二子玉川でおりると、丁度バスが待っていました。 15分くらいで、静嘉堂文庫に到着。 郊外の街の中にひっそりと大庭園があります。 みかけはおだやかですが、門から建物までもかなりのアプローチです。 さすが、岩崎家の美術館です。 今回の催しは、『書斎の美学-文房具の楽しみ』。 好いモノを見ないとものの値打ちを理解できません。 筆、硯、墨すばらしいものばかりでした。 骨董価 […]

東京国立博物館、「大徳川展」に行きました。

一度は、東京国立博物館に行ってみたいと思ってました。 企画展もいいのですが、常設している東洋館でアジアの美術をじっくり見てみたかったのです。 今回、たまたま仕事が早く終わったので、上野に回ることにしました。 平日とは言え、大徳川のビッグネームからでしょうか、なかなかの盛況です。 なかなか、かなり並んで待たないと、一点一点じっくり見るわけにはいきません。 それでも、気になる物は足を止めて眺めてきまし […]

かなり怪しい、藤井有鄰館

京都の藤井有鄰館に行きました。 岡崎公園、京都府立図書館の向かい側にあります。 洋館の後ろに聳える中国風の塔。かなり怪しいです。 入り口では、北魏風の石像が迎えてくれます。 中に入ると、「呉昌硯」の隷書が目に付きます。 更に、「黄庭堅」の李太白の詩がありました。 美しい草書。これは、本当にすばらしいです。 確か、数年前、天王寺美術館で「海を渡った中国の書」という展覧会に出品されていたと思います。 […]