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芸術イベント、映画など

映画、「眠れる美女」

映画「眠れる美女」を見ました。 川端康成の有名な小説をドイツで映画化したものだそうです。 原作はしっかり覚えているわけではないけど、ほぼ原作に近いとおもいます。 アブノーマルなエロスの世界です。 しかし、これは残酷な物語です。 相手が眠ったまま、何をしてもいい。 貴方が誰か、何をしたのか一切知らないし覚えてもいない。 それなら男は自らの老いと死を見つめるしかないではないですか。 性とかエロスとか、 […]

映画、「いのちの食べ方」

映画、「いのちの食べ方」を見ました。 すごい映画です。 豚や牛、鶏、トマト、野菜・・全てが食料として生産されていきます。 高度にオートメーション化され、生産性が良く、清潔で、品質も安定。 これが全てロボット化されて、無人工場であっても何の違和感もない。 もし、食料になるものなら、牛の変わりに人間が並べられていたって何の不思議もない。 そんな時代が来るかもしれない。 食糧生産という高度にオートメーシ […]

映画、「夜顔」

映画、「夜顔」を見ました。 映画「昼顔」のその後という事ですが、「昼顔」みていないので、その関係はよくわかりません。 あのおじさん、酒の飲み方がうまいですね。 ダブルのストレートウイスキーを3口で飲む。 つぎつぎと。 アル中又は寸前状態は見え見えだけど、見た目は崩れず姿よく飲んでいます。 実態はいやらしいやつだけど格好いいです。 バーの雰囲気も夜のお姉さん達もパリらしくなかなかシックで、 ああいう […]

逸翁美術館、「蕪村、呉春展」

「人の短をいふなかれ、おのが長を説くなかれ」、 「もの言へば、唇寒し秋の風、 こういう賛もいいなあ。蕪村ならではの枯れた味のある南画に、 これまた味のある字が書かれている。 初めて、逸翁美術館を訪れたが、さすが、蕪村、呉春の収集にかけては世界一とするだけあって、 すばらしい展示品であった。 漢詩の詩興を画にするという事にとらわれていたけれど、 このように俳句の詩興が画になると、又、一入の面白さがあ […]

映画、「ホテル・ルワンダ」

確か、一昨年の映画です。この連休にテレビの番組欄を見ていたら、「ホテル・ルワンダ」が載っていた。 上映当時、見に行きたかったが、行けなかったので、心残りだった映画だ。 早速録画して、見た。 よかった。 感動した。 どうしようもない部族間血生臭い争がとうとう内戦状態になってしまった。 外資の4星ホテルであっても、生存の危機がやってきた。 雨の中、 最初の国外避難が認められた人の名が読み上げられる。 […]