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芸術イベント、映画など

北斎展

ご近所の北野田というところで、たまたま北斎展をやっていた。 浮世絵版画富嶽百景図だ。富嶽三十六景図は復刻版を購入して みているが、百景図をまとめてみると、その迫力に圧倒される。 色が美しい。あの藍色の美しさが際立っている。 技巧がすばらしい。こんな繊細な画をどうやって彫ったのだろう。 とても版画というのが信じられないような精密さだ。 構図が新鮮で大胆だ。富士をどうやって表現するのか。 橋の下から、 […]

映画、「ションヤンの酒場」

もう随分前に見た映画だ。今みたいに中国に沢山行き始める前に の頃だから7年前くらいだろう。中国題は「生活秀」。 今回、重慶に旅行にいったので思い出したのだ。 舞台は重慶、吉慶街という小吃街だ。しかし、重慶に吉慶街は 実際にはないと思う。中国の人は、この舞台は重慶ですらないと いうがまあそれはどうでも好い。 そこで名物の鴨の首の料理をだす美人女将がいて、それを目当てに 来る客がいる。本当の目当ては女 […]

大乗寺、「丸山応挙美術館」

先日、兵庫県香住の大乗寺にある、「丸山応挙美術館」に行った。 大乗寺というお寺に別途、美術館があるというわけではなくて、 寺そのものが応挙一門の企画と作品で出来上がっているのだ。 たまたま、テレビ番組を見ていたら、この寺の画に纏わる特集が あって、今月中で、実物の展示は終わって、デジタル複製画像に 置き換わってしまうという事なので、急いで行ったのだ。 まあ、総てが置き換わるわけではなくて、メインの […]

映画、「たまゆらの女」

この映画を見たのは随分昔だ。中国名は、「周漁的火車」。 周漁の列車の旅という事だ。この映画で、中国の現代詩も 美しいなという事と、雲南省の建水ってところに本当に 陶磁器の郷があるのだろうか。あるなら行って見たい。 重慶の長江を渡るロープウエーも本当にあるのか。あるなら乗って見たい。 それから、建水から重慶への列車の旅ってどんなんだろう。 などと、いつかあの辺りに旅に行く事があったら、行って見たい […]

細見美術館展

重慶の旅の事を書いているうちに、随分時間が経ってしまった。 その間に、大阪高島屋で、「細見美術館展」があったので見に行った。 細見美術館というのは、京都の国立近代美術館や岡崎公園の側にある 小さな美術館だ。酒井抱一や鈴木基一などの、小振りではあるが キラリと光るものを置いている美術館で2度程行った事がある。 そういうものだと思いこんでいたので、今回、この「細見美術館展」を 見て、そのコレクションの […]