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芸術イベント、映画など

映画、「サヴァイヴィングライフ」を見た

この映画、滅茶おもしろかった。 摩訶不思議のようではあるが、よくわかる。人間の心の中にある夢と願望を映像化した ようなものだ。 あるときはフロイトの手法で、あるときはユングの手法で。 あなたがのぞむものは結局・・・・だから・・・・なって・・・なるんだよ。 アニメのようで映像のようであることが自然に不思議な世界を作っていて、気がついたら 違和感も何もなく受け入れられてるのだ。 ルネ・マグリットやポー […]

映画、「やがて来たる者へ」を見た

エンディングロールが終わって場内がざわつき始めても中々動く気がおきない。 声を無くした少女のちょっとかすれた静かな歌声がまだ耳に残っている。 何と言う美しい映画だったんだろう。 此の映画の主役はここに流れる風景だと思った。 深い静かな森の中に農村の静かな暮らしがある。 罠にかけた狐や兎を食べる。豚を飼う、時につぶして食べる。 鶏を買う。 葡萄を育て葡萄酒を作る。 麦を育て、パンを作る。実に美味しそ […]

映画、「女と銃と荒野の麺屋」を見た

もひとつ割り込みします。 痛快至極、わくわくどきどきの超おもろい映画だ。 中国映画の巨匠、チャン・イーモウの作品。 チャン・イーモウと言えば映画素人の私でも名前は良く知っている。 作品では「キープ・クール」という映画で楽しませてくれたキツーいユーモアと 「英雄」と言う映画に出て来た、中国の、とても現実にあるとは思えないような でも実際にある想像を絶するような美しい風景をとりこんだ映像美が私の印象に […]

映画、「ペーパーバード 幸せは翼にのって」を見た

ついでにもう一つ割り込みします。 映画を観る前にすごく良い事があって気分がいい。 何かと言うと、行列がすごいけどとてもおいしいという店に並んで入った。 この話は別途するけど、普通はこういうとき、もくもくと静かにひたすら食べる。 連れがいると別だが、連れがいてもしゃべらずに唯食べる人が多い。 ところが、今回は同じテーブルに相席した人達と話することができたのだ。 ふだんは、弱虫だからあまり自分からは声 […]

映画、「未来を生きる君たちへ」を見た

「四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行く」を連載中ですが、ちょっと割り込んで 映画のお話をしたいと思います。 デンマーク映画、「未来を生きる君たちへ」、これも素晴らしい映画だった。 感動して涙をながすというよりは、いろんな事を考えさせられた映画だ。 愛する母を奪った不条理に対する恨みは父親に対する反抗=復讐に向かったのか? 深層心理の中で男の子の最初の恋敵は父親だと何かの本で読んだことがあるが、 そ […]