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紀行文

九度山暮らしのある日、町石道を歩く-03、二つ鳥居から

やっと二つ鳥居まで到着した。 時間を見てみる、10時20分だ。出発から2時間50分、ぴったり標準タイムだ。 やれやれ、お茶を飲んで休憩しよう。というても一人やと長居しても暇やし、 腰をかけるとこもない、一息ついただけでとりあえず出発しよう。    町石を数えながらきたけど、不思議なことに数字が減るのはええんやけど増えてる 場合もあるのは勘違いなんやろか? じっくり見ながら歩いてるわけではないん で […]

九度山暮らしのある日、町石道を歩く-02、展望台で

やれやれやっと休憩とばかり道は少し外れるが展望台に登る。展望台と言うだけ あって見晴らしがとてもいい。方角から言うと目の前に見えてるのは、九度山から 高野口町にかけてのあたりやろうと思う。高野山はずっと右手のまだ回り込んだあたり。 結局背中の方角だ。 まだまだ真っ直ぐ向かってると言う実感が湧かへん。 ゆっくり休んだつもりやけど、5分もたってないくらいだ。お茶を飲んで一息 ついたくらい、1人やったら […]

九度山暮らしのある日、町石道を歩く-01、出発だ

九度山から高野山まで続く参詣道が今もあるということだ。町石道と言う。 九度山から高野山まで1町(109m)毎に180基の五輪の塔が建てられていて、 それを拝みながら歩いていくと自動的に頂上の根本中堂に着くと言う便利なシステム なのだ。便利は便利なんやけど案外楽ではなさそうだ。なんせ23km程歩かんと あかんのだ。案内図を見てみると山あり谷ありの変化十分なコースで標準タイム は7時間ほど、ほぼ丸一日 […]

敦煌の旅を振り返ってみたら-09、北京の紫檀博物館へ

敦煌では1日がとても長かったけど翌日3時間弱で北京に帰ってきたら、もう 時間は普通に流れている。今日もう1日北京で遊んで帰るのだ。今から考えたら アホやなあ一体何してんねんって思う。折角敦煌に行って1泊1日みたいな旅 をしてどうすんねん、もっと効率のええ旅の仕方を教えたろかと今なら言える。 しかし、この頃は北京も行きたいとこが一杯だったのだ。 で、最後の日は中国の昔からの高級家具を展示してある紫檀 […]

敦煌の旅を振り返ってみたら-08、敦煌で晩ご飯

いくら半日契約でもまさかこんな時間にまでなるとは思わなかった。まるで 白夜のように日が長いんかと思うけど、時差の考え方の問題だ。中国はどこに いっても日本との時差は1時間、通貨は1つ、言語も1つこの広大な国でここ までやるのはすごいもんだと思う。しかしまあいくら昼飯に驢馬の肉を食った というても頑張れるのには限度がある。相当腹が減った。 運転手さんに地元料理の店に連れて行ってもらう。しかし。もう驢 […]