中国、江南、浙江の旅-11、玄妙観の朝と夜
蘇州第一夜の夜が明けた。 ちょっと早く起きて、朝飯を食うとこを探しておきたい。ここでもホテルの飯 は高いんでパスした。上海の朝みたいに路上で売ってる屋台で何か調達したら ええやん。絶対その方がうまいんやからと思うからだ。 さて、表に出ると、えらい朝霧が立っていて、一面、もやもやだ。 これやったら、玄妙観のあたりはこの霧の中でええ感じになてるやろなあ。 朝飯屋さんを探すついでにそこらあたりまで行って […]
蘇州第一夜の夜が明けた。 ちょっと早く起きて、朝飯を食うとこを探しておきたい。ここでもホテルの飯 は高いんでパスした。上海の朝みたいに路上で売ってる屋台で何か調達したら ええやん。絶対その方がうまいんやからと思うからだ。 さて、表に出ると、えらい朝霧が立っていて、一面、もやもやだ。 これやったら、玄妙観のあたりはこの霧の中でええ感じになてるやろなあ。 朝飯屋さんを探すついでにそこらあたりまで行って […]
さっきからぽつぽつ来てた雨がとうとう本降りになってきた。ミャンマー側に 入るとかなり風景が変わる。やっぱりモノが少ない。お金が少ないというよう な状況なんやろか。ゆっくり見てたいけどあんまり降りしきるんでちょっとど っかの家の軒下を借りて雨宿りしよう。 結構大きな通りやけど道がかなり痛んでる。 向こうから少年僧たちがやってきた。急な雨で傘持ってない。濡れていくのか わいそうやけどしょうがない。 道 […]
おっと目の前の金網の柵を乗り越えて1人飛び降りてきた。又1人、又1人、 次々に降りてくる。川向こうでも柵を乗り越えてる人たちがいる。えっ、これ って、無断で国境越えしてるんちゃうの。 こんなん有りなん? 目が点になってしまう。 タイとミャンマーとの国境は川で分かれている。川を渡った向こう側がミャンマー なのだ。 その間を結ぶ橋は、どちらの国でもない中間地帯だ。橋の手前のタイ側の通関 事務所で出国手 […]
次の舞台が始まろうとしている。美女が三人舞台裏で待機しているのが見えた。 しゃらしゃらした綺麗なドレスを着て、羽根扇なんかをひらひらさして、えら い艶めかしい。これから舞台に上がって歌を歌いはるんやろか。どきどきする なあ。 しかし、ちょっとまてよ。何かおかしい。どっかおかしい。 あれってもしかして、男とちゃうの? タイやからなあ。どこでもゲイの人が居てはる。 後で歌ってる声を聞いたら確かに男のよ […]
美味しい麺を食って表に出た。気持ちのええ良い天気だ。散歩するにはもって こいの気分ではある。ちょうどここから次の目的地、「芸圃」まではこの横の 路地道を歩いて行くのだ。裏通りの奥まった所にあるんで車では行かれへん。 この辺りは蘇州の老街でもかなりの裏通りになる。所謂、小巷と言われるよう なところだ。明、清の時代からあるのかどうかは分からへんけど、古い家が、 しかも、庭園があるような金持ちの家ではな […]