印伝革というのがあるのですね。印度伝来というのが語源らしいですが、甲州に伝わる鹿革加工の伝統技法という事です。
鹿皮に漆付けをし、独特の模様をつけるもので数百年の伝統も持つものだそうです。
大阪にも印傳屋というのがあるのを知って見に行きました。
これは、なかなかすばらしいです。
手触りがいいです。
風合いもあります。
柄もおしゃれです。
早速いくつか購入しました。
小銭入れとカードケースは鹿皮に漆付けです。使い込むと、漆の模様付けがどんなに変化していくか楽しみです。
眼鏡ケースは燻(くすべ)という技法で作られたものだそうです。
漆付けよりさらに異彩な技法で鹿皮を藁をいぶしながら模様付けをしていくのだそうです。それで、できた微妙で絶妙な風合いが時とともに変化するのを愉しむということです。
ブランド物を持つのも決して嫌いではないけれど、こんな風に、伝統工芸でいいものがあれば、日本の文化として大事にしていってもらいたいし、使っても行きたいと思います。
いいものを買いました。