何となく眠れた。
手術の前日の夜はちと心配。眠れんかと思ってたけど、一応眠れた。
病院の朝は早い。今日はええ天気。
病院の朝飯も早い。
朝ご飯はとてもシンプル。まあええんじゃない。
そのうち、看護師さんがきて、手術のための目薬注入、そして、手術は14時頃からですよって教えてくれた。
10時頃って聞いてたつもりやったけど、まあええか。
昼までは何もない。
コンビニへコーヒーを買いにいったり。
おやつ食べたり。
本を読んだり。
やっと昼がきた。
お昼はこんなの。
昨日の飯はとても美味しかった。
今日はまあまあ。
特に不満はない。
午後は大イベントが待ってる。飯はほぼ上の空。
13時20分になった。
そろそろ準備のためにトイレに行っとこう。
○○さん、13時35分から手術になりました。急いで下さい。
トイレまで呼びにきた。
えらいこっちゃ、準備しよう。
というても心の準備だけ。
そんな急やと間に合わへん。
いや、ゴーグル用意しとけって言われてた。たしかここに置いといた。
けどない。時間がせまる。焦る。ゴミ箱を探してみる。
さっき清掃員の方が持って行った。そこまで行って探してみる。無い。
お迎えの看護師さんが来た。なんや、わしのゴーグル持ってはる。
やれやれ。
てなことで焦った気持ちのまま、手術室へ。
すぐに順番がきて手術が始まる。
手術台に座って、体が固定される。指に酸素飽和度を測る機械、腕に血圧を測る機械をつけられ背中が下がっていく。
いよいよだ。
まず、右目から。左目は蓋をされる。
麻酔薬やらいろんな薬が右目に入れられていく。
上からなにやら強力なビームが近づいてくる。三つのオレンジのビームだけが見えて、他は何もみえへん。この方がありがたい。
ビームの円がぐるっと回ったりしてる。機械が何かの数値を読み上げ始めた。
執刀が始まった。
切られてるとか言う感じはほとんどない。
機械が何かの数値を読んでいる音とビームのオレンジ光と、医師が何かしてる感だけ。
時々、右向けとか上向けとか医師が言う。
静かになって、ビーム光の円が閉じた。
10分ほど経ってたやろか。
右目は終わりました。
えらく簡単。
続いて、左目を始めます。
片一方が終わったら、20、30分休憩して次に移るって聞いてたけど、すぐに始まるんや。
ぎくっとなるけどどうしょうもない。
全く同じことが始まる。
こんどはちょっと長い。
それでも、15分くらいかな?
左目も終わりました。
結構あっけない。
全然痛くなかった。嬉しい。
ゴーグルをかけられて、車椅子に乗る。
そういうことができる程度にはぼんやりと見える。
看護師さんは手術が混み合ってるのか、矢のように病室まで運ばれた。
あとは自由?
眼は眼球保護のためにグリース的なものが塗られてるんで視界がぼんやりしてる。
これが、とれてくるとだんだん見えるようになります。
今日一日は寝る時もゴーグルしといて下さい。
ということで一件落着。
こっから暇になる。
本も読まれへん。コンビニにコーヒー買いに行かれへん。
スマホの画面も全く読まれへん。
家族に電話ができへん。手術が無事終わったという連絡もできへん。
困ったもんだ。
テレビでも見るか。
テレビの画面はぼんやりながらも一応見てわかる。音はちゃんと聞こえる。
てなことで今晩どう過ごす?
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