ウバメガシにノウゼンカズラの花を咲かせた話。

ウバメガシにノウゼンカズラの花が咲いた。

ある日、庭を見てたらウバメガシに花が咲いてる。

黄色い綺麗な花だ。

ウバメガシに花が咲くはずがないんでよう見たらその下にあるノウゼンカズラが巻き付いてその花が咲いているのだ。

というか、そうなるようにノウンゼンカズラを巻きつけただけの話なのだ。

技も知識もなんもない。

実は、ずっと前にネットで新聞記事を見たことがある。

同じ町内で、十数メートルの巨大な常緑樹にノウゼンカズラを巻き付かせて、あたかもその木に花が咲き誇ってるかのように見せるのだ。

巨大な木に花が咲いたようでそれはすごいものであった。

同じ町内やから早速見に行った。

なるほど、ええやんか。このアイデア、パクらせていただこう。

いつも、梅雨頃になると、ノウゼンカズラの花が咲く。

綺麗やけど邪魔やった。

どんどん道路にはみ出していく。

人が通る邪魔になる。車が通る邪魔になる。

内側に伸びたらええのに、外に外に伸びる。

切ったらよけいに伸びる。

困ったなあって思ってた。

これでええではないか。冬になったら、どっちも剪定する。

わしは、プロやないから適当にバッサバッサ切ってしまう。

その時に、ノウゼンカズラの蔦をウバメガシに絡ませておくのだ。

これが最初の試み。

まあまあか。木の棒が目立ってかなり無粋である。

様子がわかってきたんで来年はもうちょっと工夫しよう。

ちょっとずつ寄せて、見た目がほんまに、ウバメガシに花が咲いたようになったら面白い。

てなことで、だからといってなんもない。

しょうもない話。

ボケもツッコミもオチもない。

暑苦しいだけ。

あじあん

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