ある日、ATMを探した話。
昔の大手銀行の口座をいまだに使ってる。
田舎で暮らしてると店舗もATMも無いのがわかってとても不便だ。
でも、ちょうどええ、車で大阪方面に出る用があった。
よく使ってた店舗に行こう。駐車場もあるし、都合が良い。
さて、着いた。駐車場は通りの裏側に回っていく。いつものように、前のように。
おや、CPになってるやんか。でも、利用券があるはず、それを貰えば無料で停めれる。
しかし。なんかおかしい。駐車場がガラガラだ。前は、なかなか停めれなかった。順番待ちしたくらいだ。それで、看板をよう見てみる。
銀行とは何の関係もないって書いてある。
これはいかんではないか。
それで、ネットで他の支店を探す。
なんだか、知ってる店がたくさん無くなってる。これは困った。
提携銀行があるって聞いたことがある。そっちはどうだ。
行ってみる。しかし、そこのATMにはどれもこれも、提携銀行の取り扱いができへんって書いてある。なんだかなあ。
それで気がついた。
都会の街の中でも、銀行の支店やATMがどんどん減っている。
用をたすついでにちょっと寄ろうと思った店やらATM機が移動したりなくなったりしてる事がとても多い。困ったもんだ。
銀行同士の提携も始まってる。しかし、なんだか制約が多いみたい。困ったもんだ。
コンビニにもATMがある。
コンビニのATM使ったらどうなるんやろ?
確か、銀行カードの特典で、月に2、3回は無料でいけるはずや。
で、コンビニの機械にカードを入れてみた。手数料がかかるという表示しか出てこない。
どうなってんやろ?
後で、コールセンターに聞いてみた。表示は一般向けで、手数料表示しかないけど、それでも目を瞑ってえいやっと操作したら、条件を満たしてたら無料になるらしい。
後で、その通りやってみた。たしかにいける。
しかし、もし、手違いがあったらかなり面倒なことになるんとちゃうやろか?心配やなあ。
結局どうする?
結局は、いま流行りの、コンビニでもネットでも自由に使える口座やアカウントを使っていくしかないんやろか。
特に田舎暮らしではとても不便だ。
郵便局と地方銀行とコンビニしかない。
それでもいける暮らしに切り替えていかんとあかんのか?
一旦いろんな銀行やらクレジットで紐がついてしまって、いろんなとこに登録してしまってるのを解きほぐして、変更していくのはとても面倒だ。
多様性の時代はどうなったんやろ?
スマホやネットができへん年寄りはどうなって行くんやろ?
消息盈虚。
消息盈虚、時代が変化していくこと、衰退したり繁栄したりすることは仕方ないけど、今は繁栄に向かってるとは思われへん。日本はどんどん貧しく、衰退していってるんとちゃうやろか?
いろんなところで縮小、撤退、廃止、廃業、こんなんばっかりとちゃうやろか。
社会が衰退していってるときに積み残しが一杯出るのだ。
昔の夢を見てるあいだに気がついたら、寂しい現実ばっかり目の当たりにすることになる。
なんだかかなしい。
元気になってほしいものだ。
爺さんはなんもできへんけど。頑張ってくれ。
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