「円空展」を見てしまった。
とても良かった。
しかし、予想より早く終わってしまった。もっとじっくり見て、時間を消費したかったけど、ちゃっちゃと見てしまういつもの悪い癖が出てしまった。
最後の予定は、本日夕方始まる。場所は梅田。もう少し時間をつぶさんとあかん。
さて、どうしよう。
ここは天王寺やから、環状線で途中の京橋まで行こう。
「NONSY」というジャズ喫茶に行こう。
音が素晴らしいんで、好きなジャズを飽きずに聴いてられる。
梅田までの中間地点やし、丁度ええかも。
てなことでジャズを聞かせていただく。
ここでは、ジャズ談義に花が咲かない。
なぜなら、わしのジャズの知識はほぼ4、50年前で止まってる。
喋ろうにも話題がない。
学生時代や、新入社員の頃はジャズに凝って、オーディオに凝ってたけど、そっからは行動成長時代、時代の波に流されて、知らんまに企業戦士に、朝早くおきて、最終で帰る。
たまに早い日は飲んで帰る。
あっというまに人生を浪費して、爺さんになってしまった。
ジャズもなにも空っぽの日々。
それはそれで、かなり楽しかったのだ。
それで、何を今更ではあるが、今になって、ジャズが恋しい。
ええ音楽を聴きたい。ええ音を聴きたい。
この店に来たら、とてもええ音が聴ける。
チャンスがあれば、ええ音楽を教えてもらえる。
せっかく聴きにきたんやから、昔の郷愁に浸ってもしょうがない。
わしが、空白だった頃の曲や、今の曲を聴きたい。情報が欲しい。
CDは数千枚は余裕で持ってそうやから、なんでも知ってはる。
聞き方がわからんだけだ。
この日に教えてもらったのは、2枚のCD。
JD ALLEN AMERICANA VOL2
JD ALLEN TENOR SAXOPHONE CHARLIE HUNTER GUITAR GREGG AUGUST BASS
RUDY ROYSTON DRUMS
昔からずっと、ブレることなく独自の路線を歩んで来たひとらしい。
一本筋の通ったサックスがいい感じ。ギターがとてもブルージーでこのアルバムの古くて新しい感じがここからくるのだ。
ええですなあ。CD全体がとても良い音がする。
REIN DE GRAAFF DUETS
REINDE GRAAFFPIANO CHARLES MCPHERSON ALTOSAXOPHONE
MARIUS BEETS BASS
オランダの有名なジャズピアニストREIN DE GRAAFFがアメリカのアルトサックス奏者やベイシスとデュエットしたアルバムなのだ。わしにとってはとても新鮮で大好きなピアノニストになってしまった。
ええですなあ。これもとても良い音。
もちろん、帰ってすぐにCDを買った。
新しい世界が広がってくる。
ええですなあ。
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