お金は貯まらへんけどゴミは自然にいくらでも貯まる。
わしは、わりと要らんもんは捨てる方やけど、やっぱり根っこは昭和の人間で、もったいない精神で育てられてるんでついついモノを残してしまう。
知らず知らずのうちにそれが積もり積もってるけど見たくないんで目に見えへんとこに突っ込んでおく。
そういうやつが、物置にいっぱい溜まってる。お爺ちゃんやお婆ちゃんが残した時代のものまで突っ込んである。
ええかげんなんとかせんとあかん。
てなことで、久しぶりに向き合ってみた。
これは大変だ。燃えるゴミやらプラスチックゴミやら、燃えないゴミやら何でもある。
あ
あ
どうしよう。
業者に丸投げする。
最近はそういう仕事が多いらしく、ネットでも業者はたくさんみつかりそうだ。
簡単でいい。
しかし、お金がかかる。ザクっと見てたら、3人で1日でかかって20万円以上は要りそうだ。。
内容的にはそんなもんなんやろとは思うけど、家計的には厳しいなあ。
これくらいなら自分でやりたい。
軽トラを買う? 借りる?
まああんまり言辞的ではないなあ。
地域の収集を待つか?
これはまた大変だ。
日々の小さいゴミは何の問題もないけど、物置に押し込んであるようなやつは、大きいやつが多い。
重いやつが多い。四角丸三角いろんな形をしてる。
とてもやっかいだ。
分別して、小分けして、下手したら2、3ヶ月に1回なんて周期に合わせて出していくか?
とても面倒だ。
全部終わるまで何年もかかりそう。
広域ゴミ処理所に持ち込む。
地域には広域ゴミ処理所みたいなとこがある。車に積んで持ち込んでしまったらどうやろ。
家に軽トラがあれば楽なんやろけど、あいにく普通乗用車しかない。
でも、幸い2ボックスのコンパクトカーやから荷台部分にブルシートをしいてモノを積み込むしかないなあ。
とりあえず一回行ってみる。案ずるより産むが易し。
ともかく、荷台スペースに詰め込むだけ詰め込んで出発。
受付で書類に記入。荷物ごと車の重量を測定。
赤、青、緑のラインがあって、ゴミの内容毎にその色のラインを進む。
大きさは関係ない。これはありがたい。
で、燃えるゴミは赤のラインへ。建物の前までいくと扉が開く。
奥で、係員が待ってて合図をしてくれる。そこに車をバックでつけて、ゴミ受け場にゴミを放り込む。
簡単だ。
係員も手伝ってくれる。
ほかの種別のゴミが入ってたら、係員の指示で退けておく。
無事終了。
建物を出て、も一回周回コースを回って、次の種別のゴミ処理建物に行く。
また、同じことを繰り返す。
簡単だ。
まだ他の種別があったら更にも一回繰り返す。
簡単だ。
あとは出口でも一回軽量して、重さに対する金額で支払う。
小さい車やからあんまり入らへん。大体100kgくらいかな?
料金は内容によって小さな違いはありそうやけど、大体kg当たり7から8円程度。
つまり800円前後ということ。
まあまあ安いのではなかろうか。
これで、何日、何回? かかるかわからんけど、なんとか行けそうだ。
お金がない分、体で払う。
頑張るしかない。
結局。
体力勝負。
でも、ゴミの処分の仕方はようわかった。