ベトナムの記念品

先日、東京であるベトナムのソフト開発会社のセレモニーがあった。
そこに招待されたのだ。
「お客様への感謝セレモニー」という事で、この会社の重要顧客に混じって
表彰状と記念品を頂いた。
この時に感じたのは、選択の基準だ。
確かにビジネスへの数字的な貢献は一つの要素ではあるが、
国境を越えた会社と会社のつながり、人と会社のつながり、人と人のつながり
こういう事を重く見て、そういう絆を強くする役割をした人を選んでいる
という事を感じた。
初めてベトナムに行ってからもう5年経つ。
この間に彼らにビジネスで貢献できたことは多くは無い。
しかし、この間に知り合った沢山の友人達といろんな交流が
できたことは何ものにも変えがたい経験だったし、
いつまでも残る良い思い出となった。
彼らの若さが私に元気をくれたのだし、私の彼らを応援する気持ちが
少しは役にたってもらっていたのなら幸いだ。
彼らも、こういう付き合いをよしとして、私に感謝してくれたのだろう。

頂いた記念品は、モノそのものの価値というよりは、そういう思い出の
価値となるものだ。
いつまでも大事にしよう。

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毎週月曜はこだわりのモノの話です。