和歌山県立近代美術館、「和歌山の近現代美術の精華」を見に行った。
久しぶりに和歌山市に行った。
「和歌山の近現代美術の精華」というやつを見るために和歌山県立近代美術館に行ったのだ。
九度山に暮らしてると、和歌山市に行くことがほとんどない。小中高と過ごしたあたりでは
あるけど、今となっては交流してる人はあんままりいない。
買い物なんかも大阪に出た方が遥かにべんりということなんで機会がないのだ。
しかも、しかも殆ど唯一の交通機関JRは1時間に1本しかないのだ。
まことに不便ではないか。
それはともかく、時に行くのは懐かしくてとても良い。
そのJRも前はICカードすらつかえなかったけど、今は機械がついてる。便利になった。
和歌山駅についたらまず昼飯をくう。
食レポはまた別の機会に。
で、駅前からバスにのる。
わしらが学生時代にはチンチン電車が走ってた。通勤通学時間が超満員。
いまから思えばエエ時代やった。
こんだけ過疎化してしまったら、空いてても嬉しくない。
さて、県立近代美術館、初めての訪問だ。
なるほど、近代的な建物だ。
なるほど、黒川紀章の設計らしい。さすが近代的だ。知らんけど。
ここのカフェは書店を兼ねていて、棚の本を見ながら飲食できると聞いたことがある。
とても良い雰囲気と聞いたことがある。せっかくやから一服していこう。
とても直線的でダイナミックでしかも心安らぐスペースだ。
開放的なベランダ席で珈琲をいただく。
とても美味しい。くつろぎの味だ。
正面に和歌山城が見える。
和歌山って良いところだ。
さて、あんまりグズグズしてたら日が暮れる。
本日は展覧会を見にきた。
第1部 観山、龍子から黒川紀章まで。
第2部 島村逢紅と日本の近代写真。
さっそく、みさせていただく。
わが、故郷出身、あるいは関係する芸術家の作品だ。
個人的に知っている松谷武判氏の作品もある。とても素晴らしい。
いろんな方のいろんな大作が並べられて見応えのある展覧会だ。
第2部の写真展はすごく印象的だ。
モノクロ写真の威力を改めて感じさせられた。
色がない方が深く伝えられるメッセージがあるんやなあと思った。
日本の、和歌山の、原風景が今そこにあるような空気が漂っていた。
とても良かった。
帰りもバスに乗る。
幸い、JR、和歌山線は何故か帰りは30分間隔。
出発、直前に乗車できた。とても運がいい。
ついたらもう日が沈んでしまってる。
良い1日だった。
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ありがとうございました。