九度山暮らしのある日、滋賀、石山、デリカフェ・キッチン石山で本日の移動経路を振り返る。

滋賀、石山、デリカフェ・キッチン石山で本日の移動経路を振り返る。

九度山から滋賀、石山に行くという話が持ち上がった。遠い。
和歌山から大阪、京都、滋賀と移動する。これを幸いと捉えて京都で昼飯を食うと言う
話をした。先日のカレーの話だ。それが終わって、京都の地下鉄で山科まで来て、
JRに乗り換え石山まで来た。友人と落ち合う時間までまだかなりある。どっかで
珈琲でも飲んで待ってようとあたりを伺うとこの店が見つかった。パン屋さんだ。
人気の店らしくどんどんお客さんが来てる。奥にイートインというか、座席スペースがあって
喫茶店みたいになってる。
ここで一服しよう。というても最近は禁煙でなくても煙草は吸わない。
エスプレッソコーヒをいただく。

とても美味しい。
苦くて濃いのがわしの好みだ。
さすが駅の近く、老若男女、学校帰りの学生、買い物帰りの主婦、仕事中のサラリーマン、
暇そうな爺さん、婆さん、いろんな人が来ては帰っていく。
わしは暇やから今回のルートについてちょっと考えよう。
わしはすでにリタイヤした爺さんで金はないけど時間はあるし、美味しいもんを食うのは
大好きなんで、九度山の田舎暮しであっても、大阪や京都なんかに出る用があるときには
それを利用して飯を食いに行く。その時に用がある場所と行きたい店の組み合わせを
あれこれ考えて、お金の無駄と時間のムダがないようルートを作るのも楽しみの一つだ。
電車でしか行かれへんとおもってたとこでも、ちょっと歩いたら地下鉄があったり、
バスでつないだら効率よくいけたりする。大阪では地下鉄網がけっこう万能であるし、
京都やったらバスを使うと思わぬルート開拓できることが多い。
てなことで、先日アップした京都、百万遍に回って飯を食って石山までというルートを振り返ってみよう。

九度山から石山に行くんやったら。
普通、こういうルートをとる。
南海高野線 九度山ー橋本、橋本ー難波、地下鉄 なんばー梅田 JR 大阪ー石山
橋本ー難波の代わりに橋本ー新今宮 JR環状線 新今宮ー大阪 JR東海道線 大阪ー石山という
コースもあるけど環状線で大回りするような気分があるんであまり気がすすまない。
(料金は若干安くなる)
で今回のように京都市内に深々と入ってどうなるか比較する。
九度山ー難波までは同じとして難波から先で比較する。

1.何もしないルート。
地下鉄 難波ー梅田 230円 JR 大阪ー石山 970円 合計 1200円 (1時間7分)

2.京都、百万遍で飯を食うルート
難波ー淀屋橋 180円 淀屋橋ー出町柳 470円 (1時間5分)
出町柳からカレー屋さんまで歩いて行って飯を食う。
その後、京都市バス 230円 京都地下鉄 東山ー山科 290円 JR山科ー石山 200円
合計 1370円

比べてみると面白い事に京都回りのほうが170円高いだけだ。うまくコースを選べば
料金はさほど変わらんと言うことだ、
それでは時間的になりたつやろか?
両ルートを同時に出発したとして1.案で行けば石山に既に付いている頃、やっと
京都の出町柳に着く。そっから歩いて15分ほどでお昼ごはん。
その後、バスに5分ほど乗って、地下鉄に10分、JRに10分くらいやろか?
全然問題ない範囲ではなかろうか?

こうしてみるとなかなか良い方法を思いついたと自分でも嬉しくなる。
ちょっと工夫したら無理やとあきらめないでどこでも行ける。

旅行が好きなんで旅行のコースをあれこれ考えて楽しむと言う習慣がついてるんで
ついこんなことをしてしまうのだ。
旅行やと千変万化いっぱい方法がある。いまはネットで検索したら情報は限りなく集められる。
しかし、実現可能な、つまりリーズナブルな料金で限られた時間内でというのが結構
難しい。人数がすくないとバスや列車をつかえばなんとかなるけど、人数が多いと
現地旅行会社と交渉するしかない。相手を間違えたら全然話が進まない場合もある。
あれこれ考えるのが楽しくもあり苦しくもある。

例えば、先日、ルアンパバーンに行った時のケースやと、最終的に、関空ーバンコク、空路
バンコクールアンパバーン、空路、ルアンパバーンービエンチャン、空路
ビエンチャンーバンコク、深夜特急 バンコクー関空
というコースになった。ルアンパバーンの行き方はいくらでもあるけどビエンチャンーバンコクの
深夜特急に乗ってみたかったんでバンコク経由にしたのだ。
一番問題はルアンパバーンービエンチャンのコースだ。第一希望はルアンパバーンージャール平原、
バス又はチャーター車、ジャール平原ービエンチャン、バス又はチャーター車という方法で
行きたかった。しかしこのコースを受けてくれる旅行会社がいなかった。雨季になるから
とても危険(実際は雨季に入らなかった)という理由だった。2,3人の旅やったら気楽に
乗り合いバスを使うんやけど人数が多いとそれは難しい。
やむなく、空路をとった。ちなみにルアンパバーンで知り合った女性バックパッカーは
何ということなくルアンパバーンからバンビエン経由でビエンチャンまでバス移動して
はった。そういうこともあるけどこれはこれでとても楽しかった。

例えば、ミャンマーに行ったとき、関空ーバンコク、空路 バンコクーヤンゴン、空路LCC
ヤンゴンーモウラミャイン、長距離バス、モウラミャイン起点にチャーター車でパアンなど
モウラミャインーヤンゴン、長距離バス、ヤンゴンーバガン、空路、バガンーヤンゴン、空路、
ヤンゴンーバンコク、空路LCC、バンコクー関空というルートを考えた。
これは通常観光では殆ど行かないモウラミャインやパアンなどタイ国境近くまで
行くことができてとても素晴らしい旅になった。

マレーシア、クアラルンプールーイポーーペナンーイポークアラルンプールー
インドネシア、ジョグジャカルターボロブドゥールーデンパサールーウブドー
デンパサールークアラルンプールーマラッカークアラルンプールって回った旅も
とてもよかった。
いろいろ思い出に残る旅ばっかりだ。

一番の失敗は大分昔の話。
中国で、北京ー大同ー雲崗石窟ー懸空寺ー最古の木塔寺院ー五台山ー太原ー平遥古城
という凄まじい距離のコースを考えた時だ。
総距離何百キロやったんやろ? チャーターした運転手さんが行きたくないって怒り出した。
大同を朝9時前に出て、平遥古城についたのが深夜1時ころやった。とても効率は
よかったけどえらく疲れた。もうこういう旅はできへんやろと思う。

たった珈琲一杯で思い出は尽きない。

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ありがとうございました。