前に本は買わないで図書館で借りると言う話を書いたことがある。今でもそれを
続けている。堺に住んでたから(今でも)堺市立図書館がメインだった。
九度山にも住むようになったんで早速九度山町図書館に登録してカードを作った。
ここは残念ながらネットでの予約はできへん。
ということで前から登録してる堺市立図書館、大阪市立図書館、それに九度山町
図書館が加わったんで大幅に本を借りる戦力がアップした。
で、いろいろ使い分けてみると面白いことがわかってきた。
九度山町なんて人口も少ないし、書籍数も少ないやろから借りに行ってもたいした
品揃えは無いんちゃうやろか? 確かに最初はそう思った。けど行ってみたら
そうでもない。
確かに大都会ほど蔵書量はすごいと思う。全蔵書量で比べたとてつもない差になって
しまう。大阪市≫堺市>九度山町。
けど、最近入荷した本/平均利用者数で計算したらそれほどの差はないんとちゃうやろか?
まして今はネットの時代、市内に点在するどこの分館の本でも瞬時に検索できて
予約できるシステムを持ってる都会の図書館は平均利用者数も圧倒的に多いんと
ちゃうやろか?
そやから、最近入荷した本を借りられる確率は九度山町≫堺市>大阪市の順番で逆転
するんではなかろうか?
確かに最近入荷した本の種類や数量は圧倒的に少ないにしても、利用者数の差から
言ってこんな傾向がなりたちそうだ。
で、現実はどうかというと、まさにその通りだ。
新しい本は大量ではないけどそこそこあるし、何よりええのは順番待ちが殆どない
ということだ。堺市や大阪市やったら新刊本は10人、20人待ちは当たり前、下手したら
100人、200人待ちということもよくある話で2ヶ月、3ヶ月、数ヶ月待つこともよくある
けど、九度山の図書館に行ったら目の前に置いてある。競争が激しくないのが
とても良い。地方都市に行くと図書館の予算が少ないのか新刊書なんかが殆ど置いて
ないところもあるけどここはそうではないのがありがたい。
てなことで又カードが1枚増えた。ポイントカード、利用カード、診察券、うんぬんかんぬん
幾らでも増える。とても全部持って歩かれへん。いつ何時どのカードが要るかわからんし、
かと言ってそれを何年も使わへんこともある。困ったもんだ。
それで、最近はとりあえず使いそうなやつを20枚ほどカード入れにザクッと入れている。
それで、使ったら一番前に繰り上げる。
そうやっていくと普段の生活パターンに近い順にカードが並んでいく。足りんかったやつは
一番後ろのやつと入れ替える。要するに後入れ先出しの情報処理スタイルということだ。
住む場所や年齢その他で生活パターンは微妙に変わっていくんでこんなやりかたで
ええんとちゃうやろか?
考えてみればわしの頭の記憶もこんな風になってしまってるんとちゃうやろか?
最近出し入れした情報の範囲内でしか頭を使ってないような気がする。
そんな範囲のモンでも容易に出てこないときも多いし、範囲を越えてしまうと
アレとかソレとかアノとかわけのわからん言葉でごまかすしかないような
体たらくで情けない限りだ。
歳をとるとあきませんなあ。
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ありがとうございました。