京都「瓢亭」の朝粥

これもまたミニ旅に入れてしまおう。朝がゆだからもちろん朝、食べにいったのだ。
大阪から行ったからかなり早く家をでた。余裕をみて9時に予約したので、お腹が
すくがしかたがない。
「着いた」老舗の料亭らしく、かなり古雅な雰囲気がただよっている。
「高そう」じつは値段はわかってるが、やっぱり高い。

kayu101010-1

「予約した○○ですが・・」、「はい、そこにかけてお待ちやして・・」
結構待たされそうな雰囲気だ。「予約やけどなあ・・・」
こんな店でそんなことを言うても始まらない。
ゆったりと構えて言われたとおりするしかないのだ。
こういう高級なところには来なれないからおちつかない。待ちすがら、様子をさぐる。
一客、一客別々に離れの小部屋に案内してくれて別々に食事をするようなのだ。
なんと念がいっている。
部屋が空いた。やはりそうだ。
風流な茶室風にしつらえた小部屋に案内された。良い感じだ。

kayu101010-2

余計なものは見えないように上品に隠している。エアコンもそうだ。
2室で一室みたいな設計で、隣とは簾のようなもので仕切っているから、エアコンは
素通しなので、2室で一台なのかもしれない。
「エアコンないけど涼しいね」隣で声がする。
「こっちにあるんやで」と声かけたいけど、はしたないからやめとく。
さて、料理が来た。
確かに器も料理もそれを運んでくれる女性のお行儀も老舗の料亭の味ですね。
ゆかしいもんです。
京都弁ではなかったけどね。

kayu101010-3 kayu101010-4 kayu101010-5

最後に目的の粥がでます。
雰囲気に合わせて、「ちょっと気取って食べていよう」とか思ってたけど
粥をよそうときにちょっとこぼしたのであわててバタバタしてしまった。

kayu101010-6

なかなか贅沢な雰囲気を味わえた朝であった。
駐車場もあるから楽だ。最初は小さいなと思ったが、一回で処理する客数が
少ないからちょうどええんやろう。