ある日、偶々テレビを見てたら、京都の有名料亭の有名料理人の方々が
考案したまかない食を提供する店ができた・・云々の話があった。
和食が世界遺産をゲットするのに貢献された人たちやし、和食を身近なもの
にする活動をしてられるみたいなのでそういう意味では素晴らしいことやと
思ってた。高級料亭はよういかんけど、こんな形でわしらにもええもん食わ
してくれるんやったらいっかいよばれてみようなんて考えた。
レシピだけやなくて材料も凝ってはるみたいや。
鳥取県から直接仕入れた食材を使って・・云々ということや。楽しみやね。
それで、小雨の降るある日、昼飯時をかなりすぎてから行った。
さすがに行列はない。
メニューをみてたらいろいろ気になるけど、やっぱり好きな親子丼を味わっ
て見たい。
楽しみやね。
急ぐ用もないからゆっくり待つ。けど、かなり時間がかかってる。店内は混
んでるわけでもないんやけど、丁寧に作ってはるんやろねえと思う。
それにしても遅い。
親子丼って、卵を手早く処理せんとあかんのとちゃうやろかとふと不思議に
思う。
やっとやってきた。
大山鶏の京風親子丼950円だ。
うーん。親子丼の卵の状態がちと微妙やね。
材料はどれもすごくええと思う。特に鶏肉はすばらしい。味付けもまあ悪く
ない。
レシピはすごくええんやろね。
でも卵がこんなに、ごりってなってたらいくらまかないでもあかんのとちゃ
うやろか。味噌汁もおいしいけど熱くはない。
七味はあるけど何で山椒がないの?
他のん食べたらもっとおいしいんやろか?
まかないって料理人も適当ってことやんやろか?
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ありがとうございました。
