双眼鏡が欲しかった頃

少年時代は、望遠鏡とか双眼鏡とかは、何か冒険的な要素があるような気がして欲しかったものです。それで、親にせがんで買って貰おうとしたのですが、なかなか買って貰えません。ある時、田舎で古い双眼鏡を見つけました。この写真の右のやつです。この当時で既に古かったのですから、相当なものです。なんでも、母の祖父がアメリカに移民で行っていた時に買って帰ってきたものだそうです。なかなかしっかりとした作りで、貼った皮はとけてしまっていますが、未だに使えます。
その頃は何に使うというわけではなくて、持っているだけでわくわくしていたものです。
その後、大人になってからキャンプにこった時代があります。ワゴン車とかに乗って。家族や友人とあちこちキャンプの旅をしました。
今でもそうですが、野外生活が好きなのです。
それで、野外生活なら双眼鏡がいるだろうと思って新しいのを買いました。
有名なtascoのredeyeというやつです。
レンズが赤くてかっこいいです。
モノの本には、双眼鏡はコレでなくては、なんて書いてありました。

でも、実際は使わないんですよね。
バードウォッチングとかでもやらないかぎり必要ないんです。
街でつかってるとかなり怪しいし、野や山で、いつ必要かというと、オリエンテーリングとかで、特別遠くの何かを探す時とかなんでしょうが、そんな場面ないですね。

なんとなく夢がありそうで、実は殆ど使わないものだと言うことが理解できました。でも、どちらも大事にしまってあります。

sougankyo070115

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