ハプスブルグ家のウィーン

ウィーンの旅は静かな旅でした。
どこでも、古い建物が丁寧に保存されています。それが街の美しい景観になっています。京都のようなところだという印象です。
インフラが整備されていて、路面電車とバスと地下鉄をつかえばどこにでも行けるようです。
一日半動き回りましたが、路面電車で事がたりました。
驚いたのは、チケットです。チケットは買うのですが、切符切りの人がいません。信頼関係でなりたっているのだそうです。
時々、抜き打ち検札があって、その時持っていなければ罰金を取られるのだそうです。
さすが、ヨーロッパの先進国ですね。感心しました。
アジアでは絶対こうはいかないですよね。
目に見えない決まりを守ることを誇りと思うよりは、現実をしっかり言い訳してしまう人達が多いと思うので、絶対に成立しないだろうなあって思いました。

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ウィーンにはあのハプスブルグ家の居城であった、シェーンブルグ城があります。一時期はヨーロッパの大部分を支配しただけあって大きな宮殿です。
北京の紫禁城ほどではないですが、全部見て回るのは結構つかれます。中には、お宝が一杯あります。
私の好きな陶磁器も値打ちのありそうなものが一杯あって、目の保養になりました。
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見終わって疲れたので、宮殿内の喫茶店で一服しました。
豪華ですが、居心地のよいところでした。

さすが音楽の都、ウィーンです。毎日どこかで演奏会があるようで、案内やらパンフレットやらがあちこちにありました。

小沢さんが指揮者として活躍しているウィーンフィルを一度は生で聞いてみたいものです。

帰りの電車を待っている時に、電車乗り場のキオスクで買った、シシカバブのサンドイッチが美味しかったです。