CATEGORY

よもやま話

超小型折り畳み傘

朝出かける時に、天気予報に注意しておいて、雨が降りそうなら傘を持って でかければいい。今は大体そういう暮らしだ。 しかし、通勤している頃は、それも問題であった。傘を良く忘れて帰るのだ。 鞄やらいろいろ手に持っていると、つい傘を持っていた事を忘れてしまう。 特に雨の後、晴れると絶対だめだ。「こんな時は絶対わすれるから」と 自分に言い聞かせておきながら、何度忘れた事か。 逆に傘を持たずに出て、急に雨に […]

ハーモニカを吹く男

ウォーキングをしていた。いつものように色々な人達とすれ違う。 良く見ると景色もわずかずつだが微妙に変わっていって、そして 季節も移り変わっていく。 今日はおじさんが向こうから自転車に乗ってくる。 ごく普通の景色だ。しかし近づいてくるとどこかおかしい。 妙に違和感があるのだ。それで良く見るとハーモニカを口にくわえている。 ハーモニカを口にくわえるのは実にあたりまえのことで法律違反でも 何でもない。お […]

旅の秘密兵器、GPSトラッカー

最近外を出歩くのが楽しい。どこか新しい店に食事に行ったり、 行った事のない場所に行ったりするのが特に楽しみだ。 というのは、正式名称は何と言うのかわからないが、GPSトラッカーと 言えるものを手に入れたからだ。 これは優れモノで、身につけて持って歩くと、GPSの信号を測位して、 ずーと記録してくれる。後で、地図ソフトと合わせて見るとどこを どう移動したか一目瞭然なのだ。 更にすごいのは、デジタルカ […]

亀を見て蓮を思う

ウォーキングをしていたら、疏水で亀を見た。何匹かが水面に上がってきていて 気持ちよさそうに泳いでいる。 可愛いのでしばらく見ていた。 亀が泳いでいる、ちょっと緑色に濁った水面を見ていて、中国の蓮の池を思い出した。 中国の古鎮や古邸を廻ると殆ど門の前に蓮池がしつらえてある。 風水の考えで池を配するのと、防犯や防火を兼ねているのだろうと思う。 そして蓮は縁起がよいのかよくはわからないが、中国人は非常に […]

十五夜の次は十三夜

樋口一葉に「一三夜」という物語りがある。 貧しい家の娘が望まれて、金持ちの家に嫁いでいったが、突然帰ってくる。 突然の帰宅に母親がちょうどよかった団子を造ったばかりだと喜んで言う ・・・今宵は旧暦の一三夜、旧弊なれどお月見の真似事に団子をこしらへて お月様にお備へ申せし、これはお前も好物なれば少々なりとも亥之助に持た せて上やうと思ふたれど、亥之助も何か極りを悪るがって其様な物はお止し なされと言 […]