最近読んだ本、「元禄六歌撰」、「コンタミ」
野口武彦、「元禄六花撰」 短編小説集のような、エッセイ集のような、歴史モノのような、経済話のような、 SFモノのような、不思議な本だ。昔話のような、昔になぞらえた今様そのもののような、 今も昔も人の世は欲と金と、セックス、囚われたら逃れられない難儀なもんだ。 おそらくそういうふうに見られる、ジャンルを越えたモノというのが著者の狙いなんやと思う。 そういう意味で面白い。 二流作家 浮世草子の都の錦が […]
野口武彦、「元禄六花撰」 短編小説集のような、エッセイ集のような、歴史モノのような、経済話のような、 SFモノのような、不思議な本だ。昔話のような、昔になぞらえた今様そのもののような、 今も昔も人の世は欲と金と、セックス、囚われたら逃れられない難儀なもんだ。 おそらくそういうふうに見られる、ジャンルを越えたモノというのが著者の狙いなんやと思う。 そういう意味で面白い。 二流作家 浮世草子の都の錦が […]
吉田修一、「森は知っている」。 とても面白い。ようみたら「太陽は動かない」からのシリーズもん見たい。 あの面白さが加速してるようだ。 最近はDVなんかで目に余るような恐ろしい虐待がニュースで流れる事が多い。 あまりの悲惨さに見てられなくて思わずチャンネルを変えたりスイッチを切ったり してしまうこともあるほどだ。 それぞれに事情があってそれぞれに闇を抱えた親や家庭があるはずなんやけど 問題はそれだけ […]
広小路尚祈、「いつか来る季節 名古屋タクシー物語」 ある街を語るのにタクシードライバーに語らせるというのはええ考えかもしれん。 朝も昼も夜も、どんな時のどんな街も知り尽くしてる。表通りも裏通りも。 それに、いろんな人のいろんな物語、とおりすがりの爺さん婆さん、老若男女、 行きずりの兄さん姉さん、サヨナラだけが人生だ。それでも山程面白い物語があるはずで、 喋りだしたらとまらんほどの人情の機微がてんこ […]
G・ウィロー・ウィルソン、「無限の書」 この本とても面白い。手に汗握るアクションの連続、まるでハリウッドの映画をみてる ようだ。しかも舞台は中東イスラムの世界、IT時代のアラビアンナイトかも知れん。 アリフはその世界では名を知られた少年?青年?ハッカーだ。 その知識を生かしてひそかにデータサーバを運営している。これは絶対安全だ。 どんなハッカーにも破られない。 しかし、ある日、何かおかしいことに気 […]
木村紅美、「雪子さんの足音」 なんとも不気味でおぞましい。けど、やっぱり読んでしまう。こわいけど ホラーではない。狂気すら感じるけど普通にある話のようでもある。 ある日、新聞を読んでいた薫は昔学生時代に住んでいたアパートの大家である 雪子さんの死を知った。想いはそのころの月光荘に至る。 学生のような、プータローのようなフラフラした毎日を送る薫に大家さんは 何かと親切にしてくれる。嬉しい話だ。ついつ […]