最近読んだ本、「新宿ナイチンゲール」、「孤狼の血」
小原周子、「新宿ナイチンゲール」 衝撃の本であった。 ストーリー展開に魅せられてのめり込むとか、ハラハラドキドキとか、発信する 問題提起の凄さに圧倒されるとか、そういう種類の文学的な衝撃とは一味違って、 漫画喫茶で寝泊まりしながら、派遣の介護士として、契約先に泊まり込んで 介護するという、そういう暮らしが漫画喫茶でできるということが大きな衝撃で あった。なんとなく想像はできてたし、微かながらも知識 […]
小原周子、「新宿ナイチンゲール」 衝撃の本であった。 ストーリー展開に魅せられてのめり込むとか、ハラハラドキドキとか、発信する 問題提起の凄さに圧倒されるとか、そういう種類の文学的な衝撃とは一味違って、 漫画喫茶で寝泊まりしながら、派遣の介護士として、契約先に泊まり込んで 介護するという、そういう暮らしが漫画喫茶でできるということが大きな衝撃で あった。なんとなく想像はできてたし、微かながらも知識 […]
伊坂幸太郎、「ホワイトラビット」 この人の推理小説は独特の伊坂ワールドがあってとても面白い。 強盗有り、殺人あり、他人を騙し陥れる悪者有り、などなど盛りだくさんでは あっても何故か心温まったり、希望が湧いたりする気分になるときが結構ある。 決して、犯罪礼賛、暴力礼賛ではないんやけど、そういう空気を持った犯罪小説って 決して多くはないし、それがチャラいもんではない話も多くはないと思う。 そやからとて […]
赤松利市、「鯖」 日本海の孤島で漁師たちがすさんだ暮らしをしていた。元はといえば紀州雑賀崎の 一本釣り漁師団、海の雑賀衆と言われた漁師たちの成れの果てだ。かっての栄光は もはやない。それでも、残り1艘の船で大鋸権座船頭の指揮の下、加羅門寅吉、 烏森留造、狗巻南風次達、海千山千のしかし、腕は確かな超ベテランの漁師たち に加えて見習いの水軒(みずのき)新一で日々海に出てその日暮らしの糧を求めて 漁を行 […]
沢木耕太郎、「凍」 角幡唯介の「空白の五マイル」、「極夜行」など人間の極限に挑む冒険行の物語は フィクションでは得られない独特の臨場感と高揚感があってワクワクして読んでしまう。 この本を図書館の書棚で見つけた時は同じような予感がして嬉しくてすぐに借りて しまった。沢木耕太郎のノンフィクションは旅物が好きで出たら必ず読んだりしてる けど、こんなやつもとても面白い。特に今回は山登りの話だ。自分では軟弱 […]
相場英雄、「ガラパゴス 上、下」 捜査一課継続捜査班担当の田川信一、迷宮入りになりそうな事件を掘り起こすのが仕事だ。 さて、次はどうかと資料を見る。身元不明の死者の写真だ。事故か自殺か? いや、おかしいではないか? 写真をようみたらあきらかに青酸中毒の様相を呈してる。 これは殺人だ。 事態が動き出す。とにかく遺体を特定しないといけない。 手掛かりは無いのか? 舞台は沖縄から始まるのか? 周りの後押 […]