最近読んだ本、「柘榴のスープ」、「鏡花幻想譚 龍潭譚の巻」
「柘榴のスープ」 マーシャ・メヘラーン 著 あじあん 「アイルランドの小さな村バリナクロウにバビロンカフェ本日開店」 アイルランドの小さな村バリナクロウに美味しい匂いが漂い始めた。 今日は「バビロンカフェ」が開店する日だ。 革命前夜のイランから逃れてきた3姉妹。 とても遠い旅だった。とても長い旅だった。 苦しいことがたくさんあった。 しかし、負けないで頑張る。 やっと辿り着いたこの地で。 みんな […]
「柘榴のスープ」 マーシャ・メヘラーン 著 あじあん 「アイルランドの小さな村バリナクロウにバビロンカフェ本日開店」 アイルランドの小さな村バリナクロウに美味しい匂いが漂い始めた。 今日は「バビロンカフェ」が開店する日だ。 革命前夜のイランから逃れてきた3姉妹。 とても遠い旅だった。とても長い旅だった。 苦しいことがたくさんあった。 しかし、負けないで頑張る。 やっと辿り着いたこの地で。 みんな […]
「言葉のトランジット」。 グレゴリー・ケズナジャット 著 あじあん 「旅に出かけて、見えてきた景色。英語と日本語の間を行き来する」 今回のちょっと不安な、久しぶりで期待に満ちた、ややこしい気持ちの中国の旅の間、ずっとこの本を読んでいた。とても魅力的なエッセイ集だ。 前は中国語をほんの少し喋れたけど、今はもうすっかり忘れてしまった。旅の途中、突然、話しかけられたりして、何も考えずに返事ができたりした […]
「小説」 野﨑まど 著。 あじあん 君はなぜ小説を読む? 読むだけじゃだめなのか。 内海集司、小学校6年生。 何故か本を読むのが好きになった。本を読んだら褒められる? そのうち楽しみは本しか。 本を読むためだけの暮らし。読めば読むほど面白い。次々のひたすら読む。 何でもかんでも。友達も要らない。遊びも要らない。 それでも友達はできた。やっぱり本が繋いでくれた。 外崎真という。 わしも本を読むのが好 […]
「コンパートメント No.6」 ロサ・リクソム 著 あじあん 乾いた凍てつく三月の夜、モスクワはうずくまっていた。 この本、素晴らしい。 ソ連崩壊直前、モスクワからウランバートルへ向かうシベリア鉄道。 おんぼろ列車、果たして目的地まで辿り着くのか。 「コンパートメント No.6」にのりあわせた。女学生と労働者。 フィンランド人留学生寡黙な少女と建設現場に向かうロシア人の饒舌な男。 何 […]
「聊斎本紀」。 閻 連科 著。 あじあん 炎天下に手足を縛られた男は、酒を飲めず、水も飲めず、ひたすら耐えている。やがて男の口から虫が出た・・・・・ 中国の有名な怪奇小説集、「聊斎志異」をリメイク的に仕上げたやつだ。 ノーベル賞の候補に上がるような作家なので、さすが、古典の世界がシュールにスマートに立ち上がる。 異界、魔界、霊界、この世の話、あの世の話。 人と人。人と狐。狐と狐。生きたり死んだり。 […]