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紀行文

天王寺七坂を歩く-03、真言坂から源聖坂へ。

真言坂から源聖坂へ。 さて、生國魂神社さんを右手に見ながら先に進む。 ちらっとお墓と顕彰碑みたいなんがあるのを横目に見る。 桜田門外ノ変の時に、襲撃した武士があちころ逃げ回って、ある時、大阪にいたところを捉えられたという話を何かの本で読んだ事がある。逃げ回るあいだに、お妾さんを作って、子供まで作った人もいると言う。 えらい、まめなことだ。 そのうちの誰に当たるか知らんけど、ここに墓がある。 &nb […]

天王寺七坂を歩く-02、谷九から真言坂へ。

谷九から真言坂へ。 谷町九丁目の交差点はえらく暑い。 大都会の真ん中にある交差点は日陰が少ないのだ。 この時点で、まだ、熱中症アラートがでるほどではなかったんで、機嫌良く歩きはじめる。 最近、思うけど、どこを歩いても心なしか人通りが多くなったんとちゃうやろか。 コロナに罹る人の数はいっこうに減らへんけど、毒性が弱ってきたということで、まわりの人たちの危機感が全然違う。 マスクをするとか、顔を近づけ […]

天王寺七坂を歩く-01、地図を見て計画を練る。

地図を見て計画を練る。 大阪、天王寺界隈に天王寺七坂と言われるところがある。 らしい。 そのあたりは、昔の難波宮があったところから、四天王寺のあたりまで南北に真っ直ぐ走る上町台地の下の方である。 大地の上と言うからには下の下町より高いところにある。 必然的に坂ができる。あちらこちらに坂があるのだ。 天王寺あたりの坂をあえて七坂と名付けるのには深いわけがあるのであろうか。  あじあんじゃん […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−108、北京から天津へ。

北京から天津へ。 さて、飯を食った。束の間の北京のとおりすがり旅は終わってしまった。 このまま北京南駅まで送ってもらって終了だ。 さっきの店で料理が来るのが遅くてヤキモキしたんで、中華料理って早いのが特注やのに、 時間が気になるけど、運転手さんに言わせると、余裕で行けるという。 確かに、郊外を走るのは快適、順調であった。 しかし、中心部に入るにつれ、北京のいつもの渋滞が始まった。 信号と信号の間を […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−107、遅めの昼飯を。

遅めの昼飯を。 時間が遅くなったし、山歩きをたっぷりしたんで腹が減ってる。 どっかにご飯屋さんはないやろか。しかしこんな山の中、あるとは思われへん。 ともかく高速道路に向かう。山を降りたあたりに一軒あった。 運転手は、あんなとこは、高いし美味しくない。高速に入ったら、飯が食える PAがあるんでそこに言ったらどやろと言うんでわしもそうやと思う。 高速に入ったら、ドンドン走る。しかし、この国でもオービ […]