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紀行文

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−48、安徽、績渓県、石家村へ。

安徽、績渓県、石家村へ。 さて、飯を食ったら今度は古村の見学に行く。車で30分ほど走ると、とても長閑で 優しい田園風景が目の前に現れた。 銀杏の黄色が目にしみる。陶淵明の、「鶏鳴き、狗吠える・・・・・」声が聞こえて 来そうなところだ。 橋を渡って村に入る。 川があったら必ず洗い場がある。 おばちゃんたちが野菜の収穫に忙しい。 黄色がちらり。 安徽省重点文物保護単位。「石家村建築群」。 保護範囲、東 […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−47、安徽、歙県上荘、「一品鍋荘」で昼めしを食う。

安徽、歙県上荘、「一品鍋荘」で昼めしを食う。 さて、嵐のような買い物騒ぎ、なんで墨を買うだけであんなに高揚したんかわけわからんけど とにかく買ってしまったら腹が減った。高揚の後は腹が減るというのが余の常だ。 てなことで最初に来た村に戻る。もともとここを目指して来たはずやけど工房が移転してしまって たのだ。 とてもええ感じの、とても普通の村だ。 昔日本にあったような、ど田舎やけど人がいてる村、今は人 […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−46、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。

安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房で墨を買う。 さて、機運が最高潮に盛り上がったところで階下に降りる。事務所まで行くと商品が並んでいる。 さて、満を持して皆さん買いに走る。 面白いことに、今まで上海やら北京やらいろんなとこで買った墨と同じような名前の墨が並んでる。 買ってきてももひとつ使った時に満足感がなかったやつだ。しかし、それは作った人、あるいは工房、 工場によるのかもしれん。というかそういう […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−45、安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房にて。

安徽、歙県上荘「老胡開文墨匠」工房にて。 説明してくれている方の、墨匠の奥さんらしい、口調が段々と熱を帯びてきた。淡々と 工程を説明するのが普通の地味な墨作りではあるけど、この方々の思い入れは大変な ようだ。 先程の煤と膠を練り合わせる工程の熱気がこの方にとりついてるかのように力強く リズミカルにしゃべるんで聞いてる方もそれにつられて熱が入ってくる。 わしらが一番興味あったのが、材料が天然素材なの […]

旧友たちと倉吉、三朝、岡山を回って広島へ−04、三朝温泉郷に着いた。

三朝温泉郷に着いた。 宿は「万翆楼」というとこだ。えらい大きくて立派な宿だ。豪華さを狙ったわけでは ないんやけど偶々蟹づくしのやすくてええプランがあったんで決めた。ネットだけの 特別価格らしい。さすがビッグなホテルだ。着いた途端にお迎えが勢揃い。今どきの 事情を反映してか外国人のスタッフも混ざってるけど、とても礼儀正しくて好感が持てる。 早速チェックインして部屋から外を眺めてみる。 向こうに見える […]