元日まで、家族の半分が旅行しているという生活が最近の状態なので、
おせちを作らない生活になってしまった。
お客も少ないので、まずおせちを食べるシチュエーションが少なくなってしまったからだ。
それでも無いと寂しいので、一応買って間に合わせている。
自分でおろそかにしていながら、こういう文化がなくならないで欲しいとも思っている。
縁起の好い語呂合わせの食べ物だったり、数が多いとか増えるとか、長生きとか
いろんな理由で材料を誂えて、美しく美味しく創って見せるのも大事な文化だろう。
毎年同じような事を考えているけど、中国のおせちなんかはどうなんだろう。
昔の日本がそうだったように、年末(中国の年末は2月6日)までに、民族大移動が初まって、
故郷に家族が集合する。
その時、年飯といって、大晦日にご馳走を食べるのが慣わしだそうだ。
そして、正月は餃子。
地方や生活状態で様々なんだろうけど、考え方は同じだ。
魚は余と発音が同じだから縁起がいいとか、
四喜**といって4種類の材料を使った料理が縁起がいいとか、
福という字を逆さにして、倒れると至るが音がおなじだから、
福がくるぞとかいった事だ。
対聯や双喜文字で街中が真赤になるんだろう。
そして、紅包、これが大変だそうだ。
所謂お年玉。子供にも大人にも配らないといけないし、
仕事の関係でも配らないといけないらしい。
対面を重んじる中国に人には大散財の季節だそうだ。
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