和歌山県立近代美術館(MOMAW)へ行った話−03。「佐藤春夫の美術愛」。

さて、続いて隣に行く。

チケットチェックがあるけど、無料券がある。
気持ちいい。
するっと次に。
昭和の世界だ。
高村光太郎の「佐藤春夫像」から始まる。

集められた美術品からその時代が見える。
そんな偉そうなことは何もわからんけど、ただ見る。

心穏やかに見る。
ええですなあ。
買うことが芸術家に対する応援やったんか。それとも気に入ったのか。

同じ人の作品をたくさん集めてはるようでもある。
とても良い趣味ではないか。

それにしても写真撮り放題なのは驚いた。

普段はなんで撮ったらあかんのやろって思うこともおおいけど、撮り放題となったら
と言うてもなんでもかんでも撮りたいわけでもない。

撮れないとわかってちゃんと見ることも大事ですなあ。
あとで思い出してみれるのは嬉しいけどね。

とはいうものの、よかったなあと思いつつ、写真撮ってないんで残念なやつもある。
なかなかうまいようにはいかんもんだ。

エッチングみたいなやつ。
ゴヤのやつ。これはすごい。
全体に版画が多いみたい。

さすが、慧眼ですなあ。

どれも心に残るやつ。
ええですなあ。
と思いつつ、はたと気がついた。
わしって、佐藤春夫の本を読んでない? たぶん。
有名な作家やから、和歌山県出身やから、名前はよく知ってて、何となく親しみを持ってて、
でも本はよんでない。
恥ずかしい話でしたなあ。
佐藤春夫といえば、谷崎潤一郎の妻を貰い受けたと言う大騒ぎはよく聞く話だ。
似たような奔放な人なんかなあって何となく思ってたけどちと違うみたい。
知ってるつもりで知らんことは多いもんですなあ。

あじあん

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