冬の夜長に。

冬は昼が短い。

冬は夜が寒い。特に九度山は日が暮れると一気に寒気が襲ってくる。
いよいよ薪ストーブの季節だ。

いつも冬場になったらブログに書いてるけど、薪ストーブはとても気に入ってる。
とても暖かいし、ほぼ何でも燃える。
いくらなんでも焼却炉みたいな使い方はできへんけど、水分を含んだ生木に近いやつでも
大きな丸太でもガンガン燃える。

というのは「ロケットストーブ」というのを使っているからなのだ。
こいつはすごい。アメリカなどで昔流行ったキャンプ用のロケットストーブの原理を
薪ストーブに応用したやつで、強烈な燃焼力がある上に、煙突、排気管などが高温に
ならないという利点があって、取り扱いやメンテナンスがとても便利だ。
因みにこの会社は日本でほぼ唯一の完全なロケットストーブの原理でできた薪ストーブを
作っているところだ。最近はキャンプ用の携帯ロケットストーブも開発販売してるらしい。
九度山の冬はとても寒くて家全体が冷え込むけど、これがあるとジワッとあったかくて
とても良い感じだ。

この熱を有効利用しない手はない。
おでんや鍋物、煮物、鍋をのせておけばなんでもできる。
火力が強いんですぐできる。
鉄瓶をかけておくのが最強だ。いつでも熱いお茶ができるし、鉄瓶のお湯は
なぜか美味しい。

夜もほっこりできる。
ついでに音楽を聞こう。
こんな時には真空管の音が良い。これしかないけど。

アンプから熱が出て、夏はこの熱がうれしくないけど、冬は暖を取るほどではなくても、
気持ちが良い。音源はRaspiでNASサーバに溜めてあるやつから引っ張る。
ささやかなライブラリーやけど良い感じだ。
時にはSpotifyで流れてるやつをAirplayでこっちに出力する。
新しいやつが聞けてとても良い。
ついでに酒を飲む。
こないだまとめて買った新潟の酒の中にええのがあった。
辛口本醸造「越の露」という酒だ。
今は何故か新潟の酒が気に入ってる。
この酒は、坂口安吾の歌がラベルになっている。「酔ひ痴れてわめくに遠し村の家」
良い感じではないか。

飲んでみたらとても美味しい。すっきりとして、やや辛口。
さわやかでキレが良い。わしの胃の消化力にもちょうどいいみたい。
寒い寒い冬の夜長もすこしはましにすごせるか。
飲み過ぎ、食べ過ぎに注意しよう。

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ありがとうございました。