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コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。麗江、シャングリラの旅−10、麗江、玉水塞にて。

麗江、玉水塞にて。

さて、では玉水塞を回ってみよう。
居住地というよりはテーマパーク的な様相でもある。とても興味深い。嘘くさいと
ばっかり言うてられへん。
何故か水が重要であるらしい。
川の流れを巧みにつかって美しい滝をつくっている。そしてその周りにいろんな
祭祀にかかわる施設みたいなのが配されている。
そしてところどころにトーテムポールみたいなんが建てられていて、奇妙な鳥みたいなんが
その上からわしらを睨んでいる。
ここの人たちは絵が好きなようだ。あちこちらに壁画が描かれている。とても綺麗な彩色が
施されている。そしてやっぱり動物が多い。
こういう絵がトンパ文字になってきてるんやと思う。あんまり中国的ではないように見える
ところが面白い。知らんけど。

ある時期、北京でよく泊まっていた場所の窓から見下ろしたら、その地域は新たに開発されて
いる最中のようで、見る度に景色が違っていて、いろんな建物が壊され、新しく出来ていく、
そのような地域であったんやけど、ある日、美術館が出来ているのに気がついた。
どうやら現代美術を展示する美術館らしく、「今日美術館」という看板がつけられていたくらいで、
玄関周辺にも現代風の抽象的な彫刻がならんでいるし、外壁にもそういうものが飾り付けられて
いてとても面白い。
日本との交流もあるらしく、現代書家の展示会をやってたこともあった。
そのまわりは、取り壊し中の胡同の汚らしい民家や昔ながらの飯屋みたいなのもひしめいてる
ようなとこで、そこが美味しいのか朝昼晩とタクシーの運転手が空腹を満たしに来るような
ところでもあった。そして通りの壁には一面に色とりどりの絵が描かれていた。
美術館と合わせるために意図的に描いたのか、いたずら描きが発展したものなのか
それはわからんけど、大胆な現代風アートのように思えた。あれってまだあるんやろか?
北京には789地区という前衛芸術家が集まってるような地区もある。そこでも
いろんな奇抜で独創的なアートやオブジェが見られる。
中国って、4千年の歴史と言われて古い文化や芸術が腐るほどあるんやけど、
現代的、前衛的な芸術もとても盛んであるようだ。
ちょっと不思議。
そして、なにより不思議に思うのは、古い文化をそのまま残す、そのままの状態で保存する
ということにあんまり執着がないみたいなのだ。
4千年の歴史のなかでわしらもよく知ってる故事来歴にまつわる歴史的な場所、史跡が
山のようにあって、そういうところはもちろん観光地になってるんやけど、そういう
史跡は、古びて壊れそうになってたり、殆ど倒壊寸前やったりすることも多々あるけど、
次に行ったら、まっさらになってたりする。もちろん姿形は踏襲し、全体に古色をつけては
いるけど、あきらかに新築物件だ。古い材料や技法を保存するということに殆ど
執着がないように思える。
あっけらかんと新しいモンをつくって、大きな石をおいて、真っ赤な文字をいれて
ドヤ顔で収まってる。こういうためらいの無さが逆にこの国を発展させてるんやろか?
そういう感じで見てると、ここにある文化というのはどうなるねん?
観光用に見てくれのええもんを揃わた?
少数民族の歴史的な文化をわかりやすく保存した?
少数民族の文化と暮らしの想いを理解できるようにした?
何やらわからんけど、楽しめたらまあええか。
不気味ではないけど妖しくはある。昔からあるモノではなさそうやけど、古い文化の
香がする。何より、興味があったトンパ文字を創ったトンパ文化に触れられてとても
よかった。

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ありがとうございました。