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蘇州古園の旅ー16

蘇州古園、盤水門
寒くなってきたので、入り口の門の方に引き返していたら、番人のような人が来て、
「門を閉めるから早くでろ」という。やはり本当は閉じているんだろう。
それにしてもパラパラではあるがこんなさびれた所に見物客がくるというのが面白い。
車に乗ると温かさが有難い。
車は「盤水門」に向かう。有名な楓橋夜泊の楓橋や寒山寺、拙政園などは前に蘇州に来た時
に行った事があるから、今回は別のところに行こうとしている。
そういえば前回も老師と一緒だった。大分前のブログにも書いたはずだ。
老師の友人の娘さんの結婚披露宴に無理やり参列させて頂いたのだった。
昔の日本の披露宴のようにいろんなイベントが用意されていて盛り上がっていた。
新郎新婦とは何の関係もないけど、日本から来た客人として大事にしてもらって感激だった。
「実に面白い経験やったなあ」
盤水門というのは、蘇州駅からほぼ真っ直ぐ南に行ったところある。多分歩いたら30分強
で行けるのではないかと思われるが、今日は車なのでらくちんだ。
その名の通り水門だ。
入り口まで行って驚いた。えらい大きな公園だ。テーマパークのように見える。
「えらい作ったもんやなあ。ちょっと前までこんなもん全然なかったで」
老師が驚いている。
場所から言うと、太湖から見ると蘇州中心部への入り口付近にあるから、水郷蘇州の街の中に
網の目のように広がっている疏水の水の量を調整する第一関門の水門だったのかもしれない。
それにしても昔からこんなに建物や庭園があったのだろうか。
木瀆の素朴な古鎮の風情に慣れてきた目にはすごい違和感だ。
「昔日本軍が来た時にここを占領して、修復もしたようやで」
老師はあくまでも日本贔屓だ。
「まあ、あの水門のあたりに、昔の面影が残っているだけやね」
嘆きつつそちらに向かう老師も、大きくなりすぎた庭園の中で道がわからなくなってしまった。
どうやら出口に来てしまったらしい。
「ここからは言ってもええか?」と番人に聞いている。
なんだかんだと言いながら強引に入ってしまった。